風習

「クリスマス」 の由来

若いころはこの日が来るのが苦痛でした。 なんとなくソワソワしますが、特別用事もない。 気がつくといつも、なぜか男ばかりが集まってパーティをしているといった具合。 一年でその日にしかあわない友達なんかも混ざっていて一体何のために集まっているのか??? そんな事を考えることもなく・・・ やはり一人では寂しいので毎年毎年同じようなことをして過ごしていました。 一番思い出深いのは確か20歳のクリスマスで、その時の企画は鍋パーティ。 食べられるものに限定したんだけど、誰かがチョコレートを入れた辺りから空気が一変してたくさんのことを悟らされた日となりました。 まぁそれはそれでいい思い出ってことで。 ■「クリスマス」の由来 クリスマスとはもともと収穫を感謝する冬至のお祝いでした。 家族や友人同士が集まって楽しく会食し、厳しい冬に備えて体力を蓄えるのがその趣旨。 となると我々のやっていたことは本流なのかも... »

「早苗饗(さなぶり)」 の由来

「早苗饗(さなぶり)」 の由来

限りなく方言に近い気がしていたのですが、実は全国的に言うようですね。 皆さんは「さなぶり」という言葉はご存知でしょうか? 「さなぶり」とは簡単に言えば、田植えを終えた祝いのことです。 田植えを無事に終えたことを神さまに感謝し、人にも感謝し宴が催されます。 それほど盛大にやる一大行事なのか?と思われるかたも多いことでしょう。 手植えだった時代のことを考えると多くの人手を掻き集めて必死に植えた光景が容易に想像できます。 あの腰を曲げて植える姿は体験した人にしかその苦労はわからないことでしょう。 親戚、縁者、その他にもご近所と助け合うことでおそらく数週間はかけて行われたのではないでしょうか。 お疲れ会と考えたならば、当然行われてしかるべきではないでしょう。 今では機械化が進み、実際に植えるのはひとりかふたり。 そういったことからも、「さなぶり」は消えつつあるかもしれません。 兼業の私の実家では、... »

「案山子(かかし)」 の由来

「案山子(かかし)」 の由来

田舎の原風景に欠かせないアイテムを御存知ですか? 自然以外に人間が作り上げたもので風景の邪魔にならない不思議なもの。 それはかかし(案山子)です。 蓑笠(みのかさ)をつけて田や畑などの中に設置して鳥などの害獣を追い払うための人形や、同じことを目的とするなんらかの仕掛けのことです。 「人間がいる」 ように見せかけることでその役割を果たします。 人間が農作業などをおこなっているときには、鳥獣は近づかないからです。 地域によっては吊り人形にしたり、弓矢を持たせるものもありカカシのほか、トボシ・オドシ・ソメ・ヤマビトなどと地方によって呼び方が異なるそうです。 これは知りませんでした。 最近は巨大な目玉を模した風船なども用いられるようですが、これは「大きな目を恐れる」という動物の本能を利用したもののようです。 しかし、手を抜けばそれだけ効果も減るわけで、特にカラス等とは知恵比べです。 田畑を狙う側も... »

「行水(ぎょうずい)」 の由来

生きていく上で一番大切なものはなんでしょうか。 テレビと答える人もいるでしょう。 車を大切にしている人も有るでしょう。 仕事と答える人もいるでしょう。 定年後に路頭に迷う人がそれを証明しています。 家族と答える人もいるでしょう。大切な答えです。 質問を変えてみましょう。 無人島で生きていく上で一番大切なものはなんでしょうか。 最近よくあるバラエティ番組の企画です。 こうなってくると上記の答えは裕福なオプションであることに気がつきます。 住む場所がありません。話す相手がいません。 火が使えません。道具は自分で製作しなければなりません。 食べるものがありません。 見つけたとしてもそれが安全かは確実ではありません。 そして誰しもが同じ行動に移るのです。 それは「水の確保」です。 もちろん飲むことでしょう。そして洗うことでしょう。 食べ物が見つかれば煮ることでしょう。 怪我をしたなら清潔にするため... »

「あみだくじ」 の由来

仏、仏と念じていたら不思議な言葉が舞い降りました。 それは「あみだくじ」です。 もしかしたら「阿弥陀くじ」なのかしらと。 そもそもあみだくじとは・・線を引いた片隅に当たりや外れの印・金額などが記載され隠した上で各々が選択し引き当てるくじのことです。 皆さんも少なくても人生で数回は体験したことと思います。 先日、めちゃイケ新メンバーオーディションを見ていると若手芸人の間に、良く知る大物芸人が混じっています。 その人は懐かしいかぶりもの。 そして片足をあげ両手を広げて一言「ぱ~~。」 その響きも懐かしくてタイムスリップした感覚におそわれました。 もちろん私より若い世代にはなんのことやらかもしれません。 もう20年ほど前のことでしょうか。 土曜日の夜といえば・・人気を二分していた番組があったのです。 一つは「八時だよ!全員集合」のドリフターズ。 そしてもう一つはこの大物芸人「明石屋さんま」とビー... »

おやつの由来

「おやつ」 の由来

私は十時と三時が大好きです。 これって何のことかわりますか? そうです。今日は「おやつ」の由来について。 子供の時から「おやつ、おやつ」と何度も口にしてきましたが、オヤツってどんな漢字を当てるのか、元の意味は何なのか、そしておやつの始まりなど深く考えたことがありませんでした。今回はおやつの由来について掘り下げてみたいと思います。 私の場合は、だいたい朝は七時、昼は十二時、夜は六時に一日三食ご飯を食べます。 そしてもちろん、十時と三時はお茶(おやつ)、ついでに夜十時(これを書いている正に今)もお夜食にビール♪ これでは太るのも納得ですね・・ 「おやつ」の語源 まずはおやつの語源からです。 おやつの語源は和時計(1873年まで使っていた日本独自の時計)からだそうです。 昔の日本の時刻制度において午後2時前後を「八つ時(やつどき)」と言いました。 そこから「お八つ」→「おやつ」と呼ぶようになった... »

「カラオケ」 の由来

二次会の定番といえば?今でもやはり「カラオケ」なのでしょうか?私は実は苦手。聞かせるのも(聞きたくも無いうたを)聞くのも苦手。もう5年以上行ってないですね。でもバイトはしていました。忘れかけていましたが。まだお店あるのかな。一時の流行が過ぎて昼は一時間数十円とかドリンク一杯で歌い放題とか、採算が合うのか分からないお店の経営のために駅前でティッシュ配りをがんばったものです。一人で通うご婦人、昼時に必ずご飯を食べに来るご夫婦、全く別の目的で来る人・・などなど。長野から上京した正社員は一日で荷物を置きっぱなしで夜逃げし、パキスタン人の青年は遅刻が多く、給料より罰金がかさんで収入はバイト以下。様々なお客さんと、様々なバイト仲間と出会い大変勉強になりました。どれもいい思い出ですね。 さて思い出話で終わってしまいそうなので語源の方へ。これは確か「空のオーケストラ」かなにかの略ではなかったでしょうか。う... »

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