「義理」 の由来
義とは私利私欲にとらわれないこと。 これは先日テレビで勉強した義を重んじた上杉謙信の生き方。 ■「義理」の由来 義(ぎ)は人間の行動・志操に関する概念である、とは広辞苑から。 儒教における義は、儒教の主要な思想であり、五常(仁・義・礼・智・信)のひとつ。 正しい行いを守ることであり、人間の欲望を追求する「利」と対立する概念。 やはり「私利私欲にとらわれないこと」に行きつく。 理とは、中国哲学の概念であり、璞(あらたま)を磨いて美しい模様を出すことを意味することから「ととのえる」「おさめる」、あるいは「分ける」「すじ目をつける」といった意味が派生する。 仏教における理は、治める、正すといった意味。 どちらも私の好きな文字である。 ところが、義理となるとどうだろう。 本心はやりたくないけれども、仕方なく行わざるを得ないから・・・ 現代人にとってあまり関わりたくない、面倒な儀礼のように捉えられて... »
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