Archives 2014年2月20日 – 由来メモ

「骨頂/骨張(こっちょう)」 の由来

愚の骨頂 とは、この上なく愚かなこと。最も馬鹿げたこと。 では骨頂はというと、程度がもっともはなはだしいことや、この上ないさまのことを言うのだそうだ。 最近ではその多くが、悪くいう場合に用いられるらしい。 良い意味で用いられる少ない例が真骨頂。 意味は、そのものの本来の姿。(普段なかなか気づかないものだが、それが出現した時との注は必要かも ) 真骨頂と言われると、それだけで意味を成すのかと思っていたのだが「真」だけで本当のといった意味を表すことは間違いなく、「骨」と「頂」という漢字がなぜ程度を表すような意味を持つのかは非常に気になる。 ■「骨頂/骨張(こっちょう)」の由来 「骨頂」はあて字だといい、本来は「骨張」と書きます。 この事実だけでなんとなく理解しがたい「骨頂」。 それはやはり「頂」がてっぺんや先っぽを表すという常識からです。 「骨張」で、その意味は「意地を張る」。 これは理解でき... »