犯罪

「詐欺(さぎ)」の由来

「詐欺(さぎ)」 の由来

詐欺(さぎ)とは、他人を騙したり欺いたりして金品を奪ったり、損害を与えたりする事。 電話一本で人を騙し、お金を送らせる。 なんて単純で効率のいい詐欺でしょう。 いや、さすがに全ての人が騙されるわけではないから、電話もたくさんするし効率がいいとは言い切れないか・・・ そもそも、そんなことで多額を振り込んでしまう人の気が知れない!なんて仰る方もいますが、それほど日本人はお金持ちであり、かつ人を信じ易いというか平和なのでしょう。 しかし、中にはこんな電話になるケースも…… 「お父さん!大変なんだ!車で事故起こしちゃって……お金が必要なんだ。」 「そうか…ケンジ、お前も大変だな。ところで俺もパチンコの借金の上、体は末期がんと糖尿、片足も無いのに車の運転をして殺傷事故、眼もよく見えないし仕方がないが。どうにも借金で首が回らない。2000万程なんとかならないか? 人を騙した金でもいい。何でもいいから送... »

「箱師のシゲ」 の由来

中学校の頃、友人と都内まで買い物に行くとき親に「東京は怖い人が多いから財布に気を付けて。」と何度も注意されたのを覚えている。 そしてお約束のように靴の中にお金を数千円ほど入れられたりする。 もしもの場合=財布をなくしてしまった時に、家にだけは帰ってこれるようにだ。 嘘のような本当の話。 しかもどこの家もそうだったりする。 同級生などが集まり昔話をしてみるといつもそんな話題になる。 いま考えればおかしな話なんだけど、当時はかなり本気だった。 でも実際にかつあげにあったとか、悪い人に何かされたなんて話はあまり聞いたことがない。 かえって地元の不良の方がたちが悪かったり。 でも悪い人は間違いなくいるなと思ったのは学校に通い始めて都内をよく知るようになってから。 それでも未だにスリが本当にいたなんて・・・正直驚きを隠せない。 ■「箱師のシゲ」の由来 赤羽駅から新宿駅に向かうJR埼京線の車内で女性の... »

「泥棒」 の由来

有難いことに私は一度もあったことがありません。 まぁうちなんて外見も華美ではないし、外出時でも開けっ放しが多いからリスクをおかして入ってもがっかりされることは間違いありません。 最近田舎では、葬式の間に泥棒に入られるという事件が多発しています。 これにはいくつか原因があって、葬式というイベントでお金が集まること、自宅ではなくホールで行われることが増えたこと、また、自分が留守にするという事実が新聞で公開されることなどがあげれます。 亡くなった方の葬儀の日程が市町村ごとに公表されるんですね。 とはいえ、留守にすることが分かっていても身内との最後のお別れ時に誰が留守番をするのかといえば、それは少し遠縁の若い世代となることが多いよう。 また自宅に他人を入れるという逆に信用問題が発生するのでどうしても「わかっていながらもぬけの殻」といったケースが多いようで相手に隙を与えてしまうようですね。 ■「泥棒... »

「万引き」 の由来

私は人生の中で、これをしたのはただの一度だけ。 もちろん故意でありません。 「万引き」とは、客のふりをして店から商品を盗むことを言います。 物余りの現代では、興味本位やスリル、誰かに見て欲しくてこの行為に至る人が多いようです。 先日店番を頼まれました。 といってもフリーマーケットの店番です。 値段を憶えるのも一苦労、商品の説明に手惑いながらも一時間ほどこなしました。 友人が戻ってきてほっとしたのもつかの間、彼の一言に青ざめます。 「あれ? 一番高額の商品が一つない・・・」 更に調べてみると、他にも細かいものがいくつか紛失しているのに気がつきます。 「やられた・・・」 話をよく聞くと、客に紛れて万引きをする人が多発しているのだそうです。 まさか素人のフリーマーケットで・・・ 友人の持ち物はかなりの人気で、一時は10人ほどの人だかりが出来ていました。あの時か・・・ 一人一人の顔が浮かびます。 ... »