「箱師のシゲ」 の由来
中学校の頃、友人と都内まで買い物に行くとき親に「東京は怖い人が多いから財布に気を付けて。」と何度も注意されたのを覚えている。
そしてお約束のように靴の中にお金を数千円ほど入れられたりする。
もしもの場合=財布をなくしてしまった時に、家にだけは帰ってこれるようにだ。
嘘のような本当の話。
しかもどこの家もそうだったりする。
同級生などが集まり昔話をしてみるといつもそんな話題になる。
いま考えればおかしな話なんだけど、当時はかなり本気だった。
でも実際にかつあげにあったとか、悪い人に何かされたなんて話はあまり聞いたことがない。
かえって地元の不良の方がたちが悪かったり。
でも悪い人は間違いなくいるなと思ったのは学校に通い始めて都内をよく知るようになってから。
それでも未だにスリが本当にいたなんて・・・正直驚きを隠せない。
■「箱師のシゲ」の由来
赤羽駅から新宿駅に向かうJR埼京線の車内で女性のカバンから財布を盗んだとして、男が逮捕された。
窃盗の疑いで逮捕されたのは飲食店経営者・高橋茂義容疑者41才。
実はこの男性はスリの常習犯で、捜査員の間では通称「箱師のシゲ」と呼ばれていたという。
高橋容疑者は容疑を認めていて、自宅からは50点以上の財布などが見つかったらしい。
ここで二つの疑問が沸き起こる。
●箱師とは?
箱とは電車のこと。主に電車の中でお仕事をするから箱師というわけ。
警察の隠語というべきか、いかにもらしい気がする。
そこに本名である高橋茂義のシゲで「箱師のシゲ」と呼ばれていたわけだが・・・
●二つ目の疑問。
なぜ本名が分かっていたのに捕まえられなかったのか?
もしかしたら再犯?だったらわざわざネットニュースの見出しにする必要などない気もするが・・・
まぁ今時スリ師なんて・・・と私が考えたように世間の食いつきはいいのだろうけど。
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