「THE ALFEE(アルフィー)」 の由来
テレビに「THE ALFEE」が出ていました。
アルフィーとカタカナで書いてあるとお馴染みな感じと、バラエティなイメージを持ってしまうのは私だけでしようか?
悪い意味じゃなくて、それだけ親しみやすいキャラクターなんでしょう。
三人が三人とも愛想がよくて憎めない。まぁ憎む必要は全くありませんが。笑
「THE ALFEE 」と書いてあると当たり前なことですが、あぁミュージシャンなんだなと再確認させられます。
そんな皆さんの功績をやっていて、その特徴の一つが大規模な施設のこけら落とし公演が多いとのこと。
東京ドーム(1988)、パシフィコ横浜国立大ホール(1994)、東京国際フォーラム(1997)などなど・・・
へぁ~で済まなかったのはそれがアルフィーだったから。
実は私この一つ、東京ドームの会場にいました。
まだ幼少で、もちろんライブも初体験。というかその場所に居合わせたのは大の野球ファンである父の影響で、日本発のドームができるということで浮き足だっていたのでしょう。
是非こけら落としにと、家族全員が犠牲となり連れて行かれたのでした。
席は二階だか三階だか、とにかく天井に近い場所でその後も野球観戦には何回か連れて行かれましたが、それ以上に悪い席はないだろうってほど端っこだったのはよく覚えています。
それほど面白くも無いセレモニーに飽き飽きとして(ただ東京ドームには感動した)そろそろ帰りたいと考えていたときに、突然の爆音。
何かトラブルでもあったのかと周りをみわたすと、
さっきまでおとなしかった観客がいつの間にか総立ちで、この人たちは一体何のためにこの場所に来たのか?と子供心に不思議でなりませんでした。
その後も坂崎さんについては、学生時代に訪れたフリーマーケットで出店しているときにお見かけし、東京ドームの「あの人」が路上に座ってカメラを売る姿に非常に違和感を覚えたものでした。
今日はそんなテレビの外に出ても親しみやすい「THE ALFEE 」さんについて。
■「THE ALFEE」の由来
THE ALFEEの、ALFEEって何語で、どういう意味?
ネットでみつけた素朴な疑問。
確かにありそうでないその英単語の意味は?
由来について話すにはどうやらその結成秘話からいかなければならなそうです。
アルフィーは、元々は明治学院高校在学生を中心としたコンフィデンスというグループでした。
メンバーの入れ替わりを経て、コンフィデンスにいた桜井さんと、都立墨田川高校に在学していた坂崎さん、明治学院高校にいたものの、別のバンドにいた高見沢さん、そしてコンフィデンスのオリジナルメンバーだった三宅康夫さんの4人でデビューします。(1975年頃三宅さんが脱退し今の3人となる)
その「コンフィデンス」ですが、音楽情報誌のオリコン(オリジナルコンフィデンス)とかぶってしまうという理由から・・・は建前で、実は当時流行っていた生理のにおいを消すためのスプレーの商品名「コンフィデンス」とかぶってしまい都合が悪かったという理由で改名することとなります。
「ドレミファソラシド」とカレー屋の「シド」から、シドと命名・・・するはずが、事務所の勝手な以降で「ALFIE」とされてしまったのだそうです。
ちなみに 「ALFIE」はフランス映画からきていると言います。
そして、アイドルフォークバンド「ALFIE」としてデビュー。
しかし、レコード会社からの脱退を経て1979年に自作の曲で「Alfee」として再デビュー。
アルバム「doubt,」以降はロックの要素を取り入れ、シングル「別れの律動」からバンド名を「ALFEE」と表記変更し、ロックバンドとして今に至ります。
そんな複雑な経緯からなのか、説明するのが面倒くさいときには「ある日」がなまって「アルフィー」になったなどとメンバーは言っているのだそうです。
発音は分かりませんが、みたところ「ALFIE」も「ALFEE」も小文字の「Alfee」もカタカナ表記はきっと「アルフィー」なのでしょうね。
ちなみにコンフィデンス 【confidence】 の意味は、信用。信頼。 確信。
Alfie アルフィー は1966年の映画、2004年の映画で固有名詞。
歴史はアルフィーを選んだわけですが、皆さんの現在の活動やスタンスは「信用・信頼・確信」に値すると思います。
間違いないからこそ、幅広い客層のこけら落としに呼ばれるのでしょうね。
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