「GREE(グリー)」 の由来
友人から招待状が届きました。
「GREE」からのものでした。
もう五年ほど前の話です。
今考えればきっと友人はポイントが欲しかったのでしょう。
私はすぐに登録しました。
そして出会ったのが釣りゲーム。
訳もわからず釣竿をふります。
タイミングを合わせてボタンをおすだけ。
簡単だからマニュアル嫌いの私でもすぐにはまりました。
いつの間にか何も考えず、暇なときには開くようになりました。
しかしより大物を釣るにはポイントが必要で、より広い場所に釣りに出るにもポイントポイントポイントポイントポイント…
これは無理だと私はリアルな釣りに出かけました。
■「GREE」の由来
GREEは、6次の隔たりを意味する「Six De”gree”s of Separation」という統計学・社会学の仮説から名付けらたのだそうです。
なんのこっちゃ分かりませんね。笑
これは、米国の心理学者スタンレー・ミルグラム(Stanley Milgram)という人の「人は、自分の知り合いを6人以上たどっていくと、世界中の人とつながりを持っている」という仮説からきています。
1967年には実際にスモールワールド実験(Small World Experiment)というものを実施して検証。
大変話題になったといいます。
確かに「友達の友達は皆友達だ世界に広げよう友達の輪」じゃないけど日本のタレントなんかが友人をたどってハリウッドスターに行き着くなんて企画はテレビで見たことがあるが、きっとそういったことなのだろう。
最近はよくフェイスブックをやっているけど、言われてみれば納得である。
友達の友達と友達になるのに、これ以上のツールもない気がする。
GREEという名前には、そういったことも含めてインターネットの「面白さ・便利さ・楽しさ」を新しく生み出していく存在でありたい、というメッセージも込められているのだそうです。
あれから随分時が流れて、GREEはどんどん大きくなっているようですが全く接点がありませんでした。
ところが、出会いは突然訪れるのです。
仕事関係の友人が彼女ができないと嘆いていました。
彼は体が非常にごつい上、更に鍛えているので体系はプロレスラー。
服のセンスも無いので爽やかさというものがありません。
相談を受けて妙案が浮かびました。
ネットから始まる恋愛です。
以前同級生で、ネットゲームで出会い結婚した人がいたのを思い出しました。
見た目より中身!そして彼もゲーマーだったのでちょうどいい!と考えたわけです。
話は早いと、冒頭で私をGREEに引き込もうとしたその友人に連絡。
すると今じゃ彼はゲームによっては名の知れたアバターの所持者に成長。
一緒に旅する仲間は数十人を越えて、その中には本職がモデルからお水から・・・
これ以上に無い出会いではないかってことで、仕事の友人であるレスラーを紹介。
私が仲を取り持った二人は、ゲームの闇の中に消えていきました。
あれから数ヶ月、まだ彼女はできていないようですが、いい感じの女性が数人できたとか。
すっかりのめっているので風の便りです。
毎日開いてはフォローが大変だと笑いながら活き活きと嘆いているらしい。
私が挫折した「ゲーム内での大物釣り」というミッションを彼がクリアしてくれることを願っています。
よく考えてみると、GREEを通してリアル社会で友人同士を引き合わせたんだからこれはこれで不思議である。
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