「ちび」 の由来

私は「ちび」でした。

今はそれなりに成長しましたが、中学校でも155センチ程度しかなく前から三番目以内が定位置。
自分なりにコンプレックスはありましたが、勉強もそれなりにがんばって、運動会でも目立つ存在に。
成績は中の上くらいにいたので周りからは冷やかされることはそれほどありませんでした。
それでも、女性は小さいほうがカワイイといった考えにながれますが、男性にとっては身長というのは、人生を通しての悩みの種になりえる問題です。
今回も「ちび」を書くにあたって、これは差別用語なのか・・・
取り上げるべき言葉ではないのかと少し悩みました。

■「ちび」の由来

「ちび」とは、小さいもの・人・動物。背の低い事・人。
軽い卑しめや、年の幼い人・子供に親しみをこめていう語なのだそう。
卑しめも軽く、確かに「おちびちゃん」といえば親しみをこめている感じが出るので差別とまでは言い切れないようです。
それでも言われる方はあまりいい感情は生まれず、幼児などでは自覚がないし、これからの成長が見込めるのでそれほど気にもしないだけかもしれませんね。

「ちび」は、動詞「禿びる(ちびる)」の連用形が名詞化した語なのだそう。
となると、やはり差別用語ではないかという疑問が生まれてきます。
「禿びる」なんて聞きなれないから調べてみると、先がすり切れて短くなることを言うのだそう。
更に、漢字をよくみると思わぬことに結びついていきます。

それは「ハゲ (禿げ)」です。
確かにハゲ頭も、先がすり切れてそうなったという見方ができなくもないのでそのきている所は同じのようです。
そういった動詞「ちびる」から、「ちび下駄」・「ちび鉛筆」といった言葉が生まれました。
「短くなる」・「小さくなる」という意味が転じることで、小さいものや背の低い人などを「ちび」と言うようになったと考えるのが妥当なようです。

自分の人生のチビ期を振り返ったときに問題がなかったようなことを書きましたが、実は問題おーありでした。
それは恋愛事情です。
周りでは彼氏彼女という存在が持てはやされた時期にその状況に入っていけないのです。
自分より小さい女子は数人程度。
さすがに大きな女子と並んで付き合ってるとは言いづらいもの。
あれには困りました。

高校に入る頃にはそれなりに成長していたので問題にはなりませんでしたが、そのままの身長で更に髪も薄かったら・・・禿びで禿げ。
ゾットします。
日本全国探してもこれでもてるのはナイナイの岡村隆史さんくらいです。
ここだけの話し、大人になった今でも身長だけの第一印象で勝った負けたと心の中でつぶやいている事があります。
あと数センチ、できれば10センチ。
ほぼ全ての男性が思っているのではないでしょう。
こればっかりは自分でどうにもなりません。


ちびまる子ちゃん 1 (りぼんマスコットコミックス (413))


【入れるだけで身長+4.5cmUP】エアキャップ・シークレットインソール(ブラック)・ブーツ・スニーカーなどに入れよう!【サイズ:25~28男性用】





著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

一言コメントする

メールアドレスは公開されません。

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)