｢FUNKY MONKEY BABYS（ファンキーモンキーベイビーズ）｣ の由来

驚きのニュースが飛び込んできました。
３人組ヒップホップユニット「FUNKY　MONKEY　BABYS（ファンキーモンキーベイビーズ）」が２０１３年開催されるツアーをもって解散することを発表されたのです。
それだけならまだしも、解散の理由がすごいのです。
なんとメンバーの一人DJケミカルさんが家業の寺住職を継ぐためだというのです。

公式サイトより

「ファンの皆さまには、さびしい思いをさせてしまいますが、解散しても、3人の皆さまに対する感謝の気持ちと、志は変わりません。これからの残りの時間、悔いの残らぬよう精一杯頑張らせていただきます。皆さま、宜しくお願い申し上げます。ツアーでは最高の笑顔でお会いしましょう！」

■FUNKY MONKEY BABYS の由来

ファンキーモンキーベイビーズ、略してファンモンは(3つの単語の頭文字から「FMB」と呼ばれることも)２人のボーカルと１人のDJからなるグループ。
メンバーは全員東京都八王子市出身でリーダーは立ち位置は向かって左のボーカル加藤 俊介（かとう しゅんすけ）さん。
小学校高学年の頃にプロレスにハマりプロレス団体に入団を希望したが、身長が足りないとの理由で断られたらしい。
メンバーがよく覆面をしているのはこのことからなのだと納得ですね。

続いて同じくボーカルの塚本 達（つかもと さとる）さん。立ち位置はもちろん向かって右。
八王子の中学生陸上大会で数々の記録を更新し、保健の教科書に名を刻んだスポーツマン。
川遊びや磯遊びが好きらしく、仕事が終わったらよく山へ遊びに行くらしい。

そして今回住職となるDJの田野倉 智文（たのくら ともふみ）さん。
立ち位置は向かって中央。
実家がお寺というだけでも十分なインパクト。

グループ名については、それぞれソロ活動をしていたファンキー加藤さんとモン吉さんの名前からとったのだそうです。
二人でグループを結成するということで「ファンキー」と「モンキー」で「Funky Monkey Babys」となりました。
ちなみに「ベイビーズ」は、英語表記による正しい複数形はBabiesですが、そう表記せず意図的にBabysとしています。
では「Babys」は何？といった疑問が出てきますが、これについてはファンのことを指す言葉として使われているようです。
地名の後に「Babys」を付けると「○○(地名)に住んでいるファン」というような使用法。

余談ですが、DJケミカルさんは結成当初はライブDJとして参加していました。
正式メンバーとなるにあたってメンバーから「ベイビー○○って名前にすれば分かりやすい」と薦められたそうですが断ったとか。

さてここで大きな疑問が生まれてきます。
今回住職となるDJケミカルさん、実はDJプレイをしないDJとして有名であります。
つまり音楽に必要なのかといえばそうでもない存在であり、どちらかといえば盛り上げ役といえなくも無いわけです。

しかも、由来を調べてみればケミカルさんは後乗りで由来にも関係していないのです。
結果、大変申し訳ないのですが実はいなくてもなんとかなってしまうような存在・・・かもしれません。

しかし、彼の引退からグループの解散となるという結果がその存在の大きさを示しているような気がします。
趣味も好きな音楽のジャンルもバラバラの３人だそうですが、尊敬するアーティストはサザンオールスターズで共通しているとか。
グループの本当の結束ってのはわからないものですね。

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