「秋刀魚(サンマ)」 の由来

サンマが食べたいサンマが食べたいサンマが食べたいサンマが食べたい

去年から食べていません。
サンマが食べたいサンマが食べたい。

秋になるとサンマが食べたい。
本当に食べたい。
なぜ食べないのって?

サンマは、北太平洋に広く生息し、日本海を含む日本近海から、アメリカ大陸沿岸のアラスカおよびメキシコまでの海域に分布しています。
季節によって広い範囲を回遊する魚であり、日本近海のものは夏季はオホーツク海方面で回遊し、秋に産卵のために寒流に乗って日本近郊である東北、関東沖を通過。
近畿・九州沖までに南下するといわれています。主漁場は東北、関東沖。
寿命は1~2年程度で、動物性プランクトン・甲殻類・小魚・魚の卵などを食べます。
さて私はなぜサンマを食べないのか?こういった説明でご理解いただけるでしょうか?

それは放射能を恐れているからです。

しかし、こういった考え方は個人差があるのでそれほど話題にはしなくていい話。
回遊ルートと捕獲場所を考えるとなかなか難しいと思っていましたが、
南から北へ移動するのではなく、北から南のようなのでもしかしたら心配ないのかなんて調べてみて考え直しました。
サンマが食べたい。サンマが食べたい。

季節によっては食べられるかな?

■「サンマ」の由来

サンマは漢字で秋刀魚と書き、学名はCololabis sairaというのだそうです。
学名Cololabis については、ギリシア語の「kolos(コロス、意味short、短い)」とラテン語の「labia(ラビア、意味lip、唇)」を合成したものだと言います。
種小名 saira については、日本語での一古称であり紀伊半島の方言名である「サイラ(佐伊羅魚)」に由来しています。
和名の「サンマ」の由来については2つ、有力な説があるそうです。

一つ目は、「細長い魚」を意する古称である「サマナ(狭真魚〉」が「サマ」 – 「サンマ」と変化していったという説です。
「サ」には、狭い、細いといった意味があり、そういった見た目の特徴から名前がついたということです。

もう一つの説は、その行動からきたもの。
大群をなして泳ぐ習性を持つことから「大きな群れ」を意する「サワ(沢)」と「魚」を意する「マ」から「サワンマ」という言葉が生まれそれが由来となったという説です。

その呼称の歴史を見ると、古くは「サイラ(佐伊羅魚)」「サマナ(狭真魚〉」「サンマ(青串魚)」などと読み書きされておりました。
サンマという名前ではっきりと記述されているのは、1906年(明治39年)発表のあの有名な夏目漱石の「吾輩は猫である」。
サンマのことを「三馬(サンマ)」と表記しているのだそうです。
確かに猫とくればサザエさん同様に魚なので、変な納得がある気がします。

現在のように「秋刀魚」という漢字表記の登場は大正時代になってから。
この「秋刀魚」の由来は、想像に易しいように秋に旬を迎えよく獲れることと、細い柳葉形で銀色に輝くその魚体が刀を連想させることからだといいます。
「秋に獲れる刀のような形をした魚」と考えると納得ですね。

サンマが食べたいサンマが食べたい・・・やはり食べたい。
ますます食べたくなりました。


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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

2コメント

  1. りっくん2 - 2015年9月6日, 6:12 PM Reply

     サンマちゃんダ~イスキ~
    僕も『吾輩は猫である』みました。  確かに『サンマ』のことを『三馬』って言ってたの覚えてます。
    あの美味しいサンマの語源の由来は、ジャパニーズからじゃなくて、ギリシア語とかラテン語の結構遠いところからきてることはビックリ!!
    ありがとちょ      参考になったよ(論文で)

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