「ヒント」 の由来
なぞなぞってすごく苦手です。
要領さえ分かれば答えられるのですが、方向もわからないまま飛び込むと想像が様々な方向に飛んでしまって収集がつかなくなるのです。
常人では考え付かない答えにいってしまいかねないのです。
周りがボケと考えてしまうような答えについて自分自身でも説明するのに苦労するのです。
状況とメンバーをしっかり観察しながら、おそるおそる口を開くのですがそれでも恥ずかしい思いをすることもしばしば。
そこで・・・
「ヒント! ヒントちょうだい! ヒントヒント」と連呼してしまいます。
ところでヒントって何?どこからきたの?ある日、なぞなぞの途中でこのなぞなぞに気付いてしまいました。
それについて誰か何かヒントをください。いやまじで。
だってその発音を聞いたら単純に思いつく英語からといった答えには行きつかなそうだし、とても日本語や漢字からきたとは想像がつかない。
万一外国語だとして、その日本語訳ってなんだろうってのも疑問。
答えにいきつく近道?・・・・長すぎる。
近道?発想が凝り固まっているぞ。 おまけ・・・じゃないし。
もう一声!いやそれじゃ説明にならない。
珍しく日本語で説明できない自分にがっかり。
■「ヒント」はどこからきたの?
「ヒント」は英語からきました。
えっ?ほんとに?そうなの?
そうです。それだけです。
が、それだけでは終われませんよね。
発音を聞いてみると、 「ヘェント」これが私の耳が捉えたもの。
たしかに「ヒント」だとしっくりきませんが、「ヘェント」だとおお!エーゴエーゴと妙に納得してしまいました。
「hint」
名詞:ほのめかし、暗示、かすかな兆候、わずか、有益な助言、心得 など。
動詞:他動詞、ほのめかす、それとなく言う など。
自動詞:暗示を与える など。
意味はこのようにその使い方で多岐にわたっています。
我々の使うヒントに一番近いニュアンスで日本語に訳されているものを選ぶならこの中で一番適切なのは・・・「ほのめかす」ではないでしょうか。
この言葉では私ではでてきません。
それは普段使ったことがほとんど無いからです。
「ほのめかす」を調べてみると、 「それとなく言葉や態度に表して示す」とか「におわせる」もしくは「もてはやす」。
なぜほのめかすを日常使うことが無いのか?
それはセットで使われる言葉に「犯行」という漢字二文字があるからです?
確かにその意味はあっていたとしても、我々はあまりよい意味には感じないのです。
ましてや、たかが「なぞなぞ」の中で答えを導きだすために「なにかほのめかして!」とはいわないはずです。
気軽に笑いながら「ヒント ヒント」というはずです。
これは珍しいケースではないでしょうか。
適切な日本語訳の無い日本に浸透する英語。
もしこれを読んで我こそは適切な「ヒントの日本語訳」を持っていますよというかたがいらっしゃいましたら是非是非教えてください。
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