「てんやわんや」 の由来
状況が容易に想像できます。
意味は大勢の人が自分勝手にふるまい、混乱すること。
この言葉で私は、「天や、椀や」と予想してみました。
お昼時の定食やさんで、天ぷらやら丼物やら汁のお椀やらがカウンターに所狭しと並べられ、たくさんの土方の人々が列をなして、「あーだ、こーだ。」と店員に注文をつける。
俺は大盛だ、こっちは味薄めだ、あいつは玉ねぎ抜きだなーんて。
妄想で話を進めすぎてしまいました。
いくつか意味をしらべてみると、「予想外な出来事の為」という言葉が補足されているものを見つけました。
昼の定食やなどは、「予想外」ではないので・・なさそうですね。汗
今日は「てんやわんや」調べてみましょう。
てんやわんやの由来
てんやわんやは二つの言葉、「てんでん」と「わや」の合成語であるという説が有力とされているようです。
「てんでん」は「手に手に」もしくは「手々」といった意味から、転じて「各自」「銘々」という意味になった言葉だそうです。
分かりやすい言葉に置き換えると、「てんでんばらばら」
意味は、「各自が思い思いの行動をする。」これなら我々にも親しみのある言葉ですね。
「わや」は関西方言だそうで、意味は「無理」とか「無茶」とか。
「わや」が「わんや」となったことで、そこに語調を合わせるように「てんでん」が「てんや」になったそうです。
なるほどですね。言われてみれば、言葉自体に関西の雰囲気がただよっています。
他の説としては、「わんや」にはワイワイと騒ぐ意味の「ワヤワヤ」や、関西で「私」を意味する「わい」を語源とするというものもあるそうです。
いずれにしても、西のほうから発生したことに違いはなさそうですね。
お笑いにもいそう・・と調べてみたらいらっしゃいました。
失礼しました。 写真参照
獅子てんや・瀬戸わんや(しし てんや・せと わんや)、略称:てんやわんや
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