「みみっちい」 の由来
皆さんはこの言葉使いますか?「みみっちい」。
類義語を調べてみると「けち」に「せこい」に「みみっちい」。
その違いは?
けちについては、金銭的に人に与えたがらないといったイメージ。
せこいは、物事を常に自分の有利になるようにもっていこうとする。
みみっちいは、何をするにしても基準となる単位を細かく考えること。
こんな感じでよろしいでしょうか?
私自身が用いるときには、けちは自分自身に対して(これは事実)せこいは相手が多い場合に多く(けちよりはゆるいかなと)、みみっちいは子供相手などに多く使っている気がします。
みみっちいと、せこいやけちとの決定的な違いはそれほど嫌味が交じらないことではないでしょうか。
■「みみっちい」の由来
「細(ほそ)いミミズみたい」に「細(こま)かい」という意味から「みみっちい」の由来はきているよのことです。
「ミミズみたいにこまかい」→「みみずっちい」→「みみっちい」といった具合です。
ただ、「めめしい」が転じてできたのではないかという説も有るそうです。
確かにめめしいなら響きも似ていますが、女々しいと書くので、ミミズの例に照らし合わせると、「女みたいに小さなことで・・・」ということになり、世の女性をたくさん敵にまわしそうです。
ということで、当ブログではミミズ説を推奨いたします。
「みみっちい」の意味を調べてみるとしみったれている。ケチくさい。気が細い。細心である事などなど。
やはりどれもいい意味はないようですが、裏を返せば、しっかりしている、物持ちがいい、細かい注意が払えるといったプラス思考に転換できないでしょうか。
いやいや、やっぱりみみっちいとは誰でも言われたくないものです。
私自身も「みみっちい」のでできれば卒業したいものです。
最近のコメント