「ムース・ババロア」 の由来
なかなか難しいお年頃♪
中年女性ってなんと呼べばよろしいのでしょか?
もちろんおばさんなわけだからそう呼べばいいわけだけど、そのき基準は何歳から?
勇気を持って「おねぇさん!」と呼べば相手の気分を損ねることもないけど逆にこちらの気分が悪く・・・
さらにおばちゃんとおばぁちゃんは何歳から変えればいいのだろう?誰か教えて。
もちろん明確な答えは見つからない。
身内であっても気を遣うもの。小さい子からするとどうだろう。
若年で結婚すると「おばぁちゃん」が40代や50代前半なんてケースもある。
きっとそんな時には名前で呼ばせたりするんでしょうね。それはそれで気持ち悪い気もするけど。
おばぁちゃんぽい名前ならまだいいけど、「愛ちゃん」とか「聖子ちゃん」なんてのを聞くとどんな関係なのか周りはきっと疑いの目で見るのでは。
「ばばちゃん」なんてのなら可愛らしく聞こえるけど、間違っても「ばばぁ」は禁句ですよ。
でも不思議と「ぁ」の入る位置を変えるだけで「ばぁば」と沖縄風に言い換えれば「ちぁん」も「さん」も入れずに丁寧に聞こえてしまったり、「ばばさま」と呼べばスタジオジブリの作品に登場する神がかった一目置かれる存在として
たたえられる存在にもなりうる。・・・・ほんと日本語の不思議。
さて今日は全く関係ないはずのそんな言葉を彷彿とさせた「ババロア」の由来いってみましょう。
■「ババロア」の由来
ババロアは、ドイツのヴィッテル・バッハ王国に仕えていたフランス人シェフが作ったのが最初だといわれています。
その名前を付けるときに参考にした事項が二つほどあるらしい。
ババロアがそれより昔にあったドイツ南部のババリア地方の温かい飲み物を由来としていることから、それをゼラチンで固めた冷たいデザートなのでババリア地方に由来するというのが一つ。
もうひとつはババロアはフランス語で「バイエルンの」を意味する形容詞であるということから。
バイエルンの貴族のためにつくったとのことからババロアとのこと。
先日とあるパティシエからこんな質問を受けました。
「ババロアとムースの違い知ってる?」
もちろん知りもしないし実は興味もなかったので聞き流していたのですがこの機会なので文字で整理してみます。
ムース(mousse)とは、「泡」という意味だそうで、ラテン語のmulsa(蜂蜜水)が由来だといわれているとか。
その基本的な作り方はフルーツのピューレ、ゲル化剤、生クリームを混ぜ合わせてホイップする。
一方、「ムース」と似て非なるもの「ババロア」は卵と牛乳をベースにして作られたもの。
製法上ではムースとの大きな違いは特にないそうで、そこは作り手の見解の相違だとか。
なんとも曖昧ですが本場フランスでもこの問題は論議の的となることがあるというからこじゃれたカフェの茶飲み話や、少し上のランクの女性を落とす話としては最高のフリかもしれませんね。
ちなみに現在の定義では、ババロアは卵・牛乳・砂糖・泡立てた生クリーム・エッセンスなどをゼラチンで固め、プルプルした食感のベーシックなお菓子。
ムースは、卵白や生クリームを泡立てた中にペースト状の果物やチョコレートなどを加え風味をつけ、卵黄やゼラチンをつなぎにして冷やし、軽くふんわりと仕上げたお菓子。
やっぱり作り手の見解の相違なのか?
Sweets Magazine - 2014年6月20日, 12:38 PM
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