「横浜ランドマークタワー」 の由来
その歴史を調べて驚いた。
そうかあの時は出来たてだったんだ。
横浜ランドマークタワー(よこはまランドマークタワー、Yokohama Landmark Tower)は、横浜みなとみらい21の中核を担っている複合施設の入った超高層ビル。70階建てで高さは296.33m。
1990年3月20日に着工され、1993年7月16日に開業したのだそう。
あれはきっと1994年頃だったはずだ。
何も知らずにアルバイトで横浜に派遣されたときにえらく驚いた。
なんて大きいのだろう。
遠くからでもその存在感は明白で、近くで見ると更に迫力があった。
東京タワーを見慣れていた私でも、その高さのビルという存在にたじろいだものだ。
休憩の合間に訪れたショッピングモールの店舗もどれも高級に見えてオノボリサンの気分でその日を過ごした。
あれからずいぶん時が経った。
ランドマークタワーも若干は劣化しその価値も少しだけ庶民の手の先まで落ちてきたようだ。
それに私もあの頃よりは経済力もついてきた。
とうとう先日ランドマークに泊まったさ。
詳しくは書けないけど、口コミで評価の高かったそこは接客もサービスも良くて大変満足できるものだった。
景色の素晴らしい高い場所に泊まるだけでも満足なのだがそこに「大」が三つ付くくらい満足だった。
横浜ランドマークタワーは、世界第39位の高さを誇る、日本一高いビルでありました。
というのは、2014年に開業した阿部野橋ターミナルビル(あべのハルカス)の300.0mが日本一となったから。
(詳しく説明を入れると横浜ランドマークタワーは当初の設計では高さ300mの予定だったが、羽田空港からの距離が近いことで制限がかかって296mの高さに変更されたらしい)
超高層ビルとしては日本で2番目、また構造物としては東京スカイツリー(634m)、東京タワー(332.6m)、そして阿部野橋ターミナルビル、明石海峡大橋(298.3m)に次いで6番目の高さ。
アメリカの建築家、ヒュー・スタビンス(Hugh Stubbins)さんのデザインによる基本設計に基づき、三菱地所によって実施設計が行われました。
更に驚いたことに当初の計画では、隣接するクイーンズスクエア横浜との間の北側の一角に、円筒形の超高層棟をもう一棟建設する予定があったとか。(計画は凍結されたまま)
それを想像すると驚きは倍増ですね。もちろん見てみたい気はしますが。最上階の70階は、ホテルのスカイラウンジと宴会場になっています。
69階には、ビルとしては日本一高い展望台フロア・「スカイガーデン」(地上273m)が。
その高さまでのぼってきたのですが、タワーと違いゆっくりできるので時間を忘れ寛がせていただきました。
さて若干アナウンスさせていただくと、三菱電機製の直通エレベーターは最大分速約750m(時速45km/h)とか。
これは2004年に台北101のエレベーターに記録を破られるまでは世界最速だったのだそう。
(降りは現在でも世界最速。また現在でも、日本では最速のエレベーター)
ミツビシスゲー
■「横浜ランドマークタワー」の由来
さてその横浜ランドマークタワーの由来であるがなかなか見つからない。
というわけで、その言葉の意味を調べてみると*その土地の目印や象徴*といった訳が適切なよう。
陸標、灯台や鉄塔のような土地における方向感覚の目印になる建物、国、地域を象徴するシンボル的なモニュメント、建築、空間、また広い地域の中で目印となる特徴的な自然、建物や事象といったようにその対象は多岐に渡ります。
例えば世界を見渡せばそれはニューヨークの自由の女神、パリのエッフェル塔、ローマのコロッセオ、バルセロナのサグラダ・ファミリアといったようにまさにその国、都市を代表するものがあげられるのだそう。
つまり横浜ランドマークタワーも、私が横浜をはじめて訪れた感想そのままに横浜を代表する、シンボル的な意味でつけられたと考えて間違いないだろう。
日本一を奪われた今、横浜ランドマークタワーもそのランドマークとしての役割や存在が心配されている。
ただほんの数メートルだし、20年近くトップにあったことはやはりスゴイ。
泊まるともっとすごい。
サービスもすごい。
おねぃちゃんもカワイイ!
いあやこれは内緒内緒・・・
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