「富山きときと空港」 の由来

富山県ってなにもないよね。
テレビのインタビューでそんな一言にぶち切れの富山県民柴田理恵さん。
質問したADはかなりいじられながら富山の魅力を調査するために旅立つ。

★3位 白エビ
透き通ったきれいな海老は最近ハンバーガーになったとか。

★2位 水
さすが隣に山々を抱えるお土地柄。雪解け水がおいしいのは地元でも有名な話。

★1位 寒ブリ
揺るぐことのない第一位。しかしながらこの事実はどこまで認知度があるのかは未知数か。

その他ホタルイカなどがあげられ、番外として グリーンラーメンにはじまるカラーフードが今話題とか。
観光地としては黒部渓谷・五箇山・環水公園・立山連峰。
なかでも興味深く、取り上げたいのは環水公園。

我々は聞いたことのない名所名称ですがいったいどんなところが注目なのか・・・
なんと環水公園は世界のスタバの中でも指折りの景色・デザインとか。
確かに池のすぐ脇の小高い丘に配置され、そのロケーションは抜群。
更に夜は橋がライトアップされてカップルには最高の雰囲気のようだ。
そして最後は人柄。
まじめ・粘り強い・優しい・温かいetc・・・

粘り強いが取り上げられ、高校サッカー決勝で逆転優勝を遂げた地元の高校生がでていた。
まぁ10分ほどの内容で私が一番気になったのは蜃気楼発生頻度No1というフレーズかな。
これはできれば生で見てみたい。

■「富山きときと空港」の由来

さてこの流れだと、本来は「富山」の由来は・・・となるわけ。
そんでもって、この県名については、県庁所在地の名称からきているもので・・・

近世の城下町名に由来し・・・「呉羽丘陵(くれはきゅうりょう)」が現在の高岡市から見て外側にあった事から「外山 とやま」、そこに縁起をかついで富山となった・・・うんちゃらほんちゃら・・・
となるわけだが、もちろんこれでは全く面白くない。(面白さを追求しているわけではないのですが…)
そこで、取材の冒頭シーンで目についた、あの気になるものの名前について調査してみた。

このどう考えても言い辛い愛称富山きときと空港は富山県置県130周年、また開港50周年を機会として公募されたものなのだそう。
「きときと」とは富山の方言で「新鮮」「生きがいい」という意味。
知事によれば「協議会の約3分の2が「きときと」がいいということで決まったとのこと。

他に最終候補案として県の鳥から「富山らいちょう空港」、立山連峰を連想する「とやまアルペン空港」「とやまアルプス空港」などがあったらしい。
他の県の空港が、地域を代表する歴史・人物・動物などにゆかりのある愛称や通称を使っているという現状を加味するとこの決定にはいささか疑問を感じずにはいられない。

しかし!私がこうして興味を持ったのはアルペンやらいちょうでなかったからともいえるので他にはない個性という意味では成功なのか・・・
空港の名前がおもろい県、そんな冠がついて富山が極光を浴びれば県民も納得するのだろう。
是非是非、ゆるキャラでもつくっていただきたい。
間違ってもギトギトであってはいけないがそちらのほうがウケはいいのが現代ナッシー。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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