トレーナー・スウェットの由来

まぁ同じものなんですよ。実際のところ。
ところが、ところがですよ、用いる場所を間違えると大変な恥をかいてしまうんです。

原宿や青山あたりでトレーナーなんて言おうもんなら大変。
ちゃんと「スウェット」と言わないと間違いなく恥をかきます。

トレーナー・・・なんでそんなに印象が悪いというか田舎っぽく聞こえるのか。
なんとなく犬の調教師が着ているみたいなイメージがあるから?
でもポケモン使いをトレーナーと呼ぶことを考えればありな気がしたり。
先日もその討論が始まって、違いの話からどちらがオシャレかなんて話まで実に一時間ほどやったわけです。
きっとその結論はそれぞれの由来から導かれるはず・・・

■「トレーナー・スウェット」の由来

英語で「汗」とか「汗取り」を意味するスウェット(sweat)は、その生地から名前が来ている。
吸湿性の高い厚手で、伸縮性、吸汗性、防寒性に秀でている素材。
ゆったりとしているので着心地もよくリラックスできるのが特徴。

一方「トレーナー」はその名から想像に優しい通り、元々はスポーツ選手が競技の前後着用したことに由来する。
やはりそれかと、とてもファッション用語としてのかっこよさが見つからないのだが実はその名づけ親がすごい。

それはなんと、アイビーファッションで有名な「VAN」の社長である石津謙介さんというかた。
もちろん和製英語ね。
この方は他にもスタジアム・ジャンパーも考案したらしい。
当時のファッションリーダーがつけた名前だったのだ。

だからといって今、トレーナーとは言えないよね。
でも外国人がスウェットと呼んでいるのを聞いたら、きっとくさい印象を受けるのかもしれない。
だからといって、トレーニングからきたトレーナーとは言えないよね。
ポカリスウェットの存在を考えると爽快感があってやっぱりスウェットのがいいよね。
でもトレーニングにはポカリスウェット必要だよね…
もうどっちでもいっか・・・




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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