「コッペパン」 の由来
私は食が細いのでそれほど食べなくてもかまわないほう。
昼食などは、何が食べたいかというよりはいかに安く済ませるか。
弁当ならミニで十分だし、今日などはおにぎり一つにから揚げ棒。
飲み物は1リットルの紙パックフルーツジュース。
改めて振り返ってみると、どんだけチャンポランなんだと我ながら可笑しくなる。
そんな私の究極の節約術は、量の多いパンを飲み物で流し込み腹を満たすというもの。
昔から気に入っているのは山○製パンのコッペパンで、特に懐かしさを覚えずにはいられないジャム&マーガリンがやめられない。
■「コッペパン」の由来
コッペパンという呼び名はフランス語から来ていると言います。
コッペはフランスパンの一種「coupé(クーペ)」が訛ったものだそう。
(フランス語「クーペ」とは、「切られた」という意味)
フランスパンは皮が硬く、食べやすいように切込みが入っていたわけですね。
日本ではその形から名前が付いたようですが…
そこにポルトガル語の「páo」が合わさりコッペとなったとのこと。ややこしい・・・
そういったことから、「コッペパン」とは和製外来語となります。
その歴史は1865年、幕府がフランスの造船を呼んだ頃まで遡ると言われている。
その形が鰹節に似ていることから、当時は鰹節パンという呼び名が一般的だったよう。
終戦後アメリカから小麦の援助を受けたことで再びコッペパンが注目されるようになる。
その栄養的で食生活の改善に役立つことや、取り扱いが簡単なこと、主食として飽きがこない、加熱調理がないぶん経費が安いといった理由から学校給食として登場する機会が増え、その認知度も増した。
なるほど、確かに私もコッペパンの味を覚えたのは給食な気がする。
安い、栄養がある、飽きない、まさにわたし好みの一品です。
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