「Combi コンビ」 の由来
こんな会社名をご存知ですか?
「Combi コンビ」
結婚適齢期以上の女性は大概ご存知かもしれませんが、男性は全く知らずに(お世話になることなく)人生を終える人も、もしかしたらいるかもしれません。
晩婚や少子化そういった社会問題も無関係とは言い切れませんね。
幸い私は友人にも子宝が確認できましたので、そういった世界を知ることができました。
しかし、どうもプレゼント用ではないようですよ。
どうやら日常生活で役に立つ庶民派の赤ちゃんブランドのようです。
コンビとは
1957年12月に東京都品川区に資本金200万円をもって、医療器械及び医療補助品の製造並びに医薬品の販売を目的として、設立されました。
会社名は「三信株式会社」
今では考えられないお堅い雰囲気を持った会社ですね。
「コンビ」の商標で哺乳ビン、おまる、食器の製造などをはじめるうちに、1968年社名を「コンビ株式会社」に改称します。
1982年には健康機器、健康用品販売部門を分離独立し、「コンビヘルス株式会社」を設立しました。
分離独立ということは、コンビという名称が主体となったと考えられます。
1999年「コンビミニ」ブランドでベビーアパレル分野へ参入。
服飾の歴史は浅いのですね。新聞で無料サンプルなんて企画をやりだしたのもきっとこの頃でしょう。
そして今では、アパレル、ベビーカー、チャイルドシート、お食事グッズ、遊びグッズ、お風呂、おむつ、抱っこ紐と商品は多岐に渡り、コンビだけでも赤ちゃん生活が可能なようです。
コンビの社名の由来
コンビという社名は、「母と子というコンビを応援する」企業でありたいとという願いから1968年に付けられました。
ちなみに日本語の共同で~とか結合した~とかいった意味を表す英単語は「combination」となりますので略語なのでしょう。
「いいコンビ」などと使うのも馴染みがあるので日本人には浸透しやすかったのでしょうか。
2002年には新しいブランドロゴを採用。
お母さんと赤ちゃんだけでなく、育児をする全ての人と赤ちゃんのコンビが幸せな育児生活を送れるよう支援していくという決意が込められているそうです。
現在のイクメン(育児する男性)現象を考えればお見事!の一言です。
またそれ以上を目指して「縁のある人とコンビを組みたいコンビ」のキャッチフレーズのもと、赤ちゃんとコミュニケーション(関わりを持つ)していく対象を家族全員・社会全体へと広げ、幸せで暖かなふれあいの場作りに役立つハードとソフトの開発し目指しているそうです。
会社のホームページを開くとそこには無数の理念・理想・方針・概要が綴られています。
会社自らが目標を掲げることで、育児に対する社会全体の関わりの改善を促しているように見えます。
育児に関わりのないあなた。
子供へ、母親へ、無意識に軽蔑の冷たい視線を送っていることありませんか?
もちろん私もその一人です。
子供は社会全体がが育てるもの。そんな意識を先日訪れた海外で感じました。
見返りなど求めてはいけませんが、子供はそんな行為に無垢な最高の笑顔で応えてくれるそうですよ。
育児の、人生の先輩談でした。
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