「SHARP(シャープ)」 の由来

テレビといったら・・・SHARPだろ!
そんな圧倒的な声におされて我が家では「亀山産」のテレビを購入した。
半分は安心感を買ったようなものである。
爆発的に販売数を伸ばすが、「亀山産」という地域名を活かした新しい販売戦略であるテレビCM「世界の亀山モデル」もその功績に大いに貢献していたことだろう。

しかし時は流れる。
我が家のテレビもいい歳になった。

「SHARP(シャープ)」が大変。
あれから6.7年しかたっていないってのに。
問題はそのテレビだろう。
なにしろ売れない。
飽和もしている。
外国産に押されている。
値段も下がっている。

これはシャープに限ったことではないが、ちと設備投資が過ぎたのだろう。
他にもいくつか原因はあるはず。

その一つはテレビがつまらない。
クイズ番組とかおばかタレントとかとにかくつまらない。(個人的な感想です)
しかもネットに押されているせいか、制作費も削られていて更につまらない。
携帯でテレビが観れるようになったのもでかい。
新しいテレビは買わなくてもその半分の期間で携帯は買い換える。
しかもお値段は今の32インチより高い。

それと3D。
ほんといらない。
完全に方向を見誤った感じ。
眼鏡かけてまでテレビ見ないし。

更にもう一つ!
薄型が余ってる。
ゲームは古い薄型でやればいいってなっちゃう。
レコーダーも悪いかもしれないなぁ。二番組三番組同時録画・・・
これは有難いんだけど、テレビを生で見る必要がなくなった。二台めがいらない。
って考えるとどんどんでてくる。
テレビが廃れたのも必然な気がしてきた。
でも地デジ変換とかあったから売れると考えたんだろうなぁ。

違うんだよな~

根性が汚く感じる。
薄型を売るならはじめから地デジにするべきだったんじゃないだかなぁ。。
本当に迷惑。
うちにもデジタルの映らない薄型が三台。
どうするの?

ってなわけでテレビ産業を批判するわけじゃないけど現状は・・・自業自得なのではないだろうか?
でもそんな私がいまSHARPに期待しているものがある。それは最後に。

■「SHARP シャープ」の由来

「シャープ」の創業者は早川徳次さんてお人。
ベルトのバックル(徳尾錠という)の発明で特許を取り、1912年に東京において金属加工業を創業します。
その後、得意の金属加工技術を使い、世界に先がけて金属製(ニッケル)の繰出鉛筆(早川式繰出鉛筆)を発明します。
従来の繰出鉛筆は見かけが悪く壊れやすいという、実用にはほど遠いセルロイド製のものであったといいます。
これが米国で爆発的にヒット。
その商品名ですが、販売開始後「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」に変更されました。
アメリカで売り出す為でしょうか。全編が英語。
現在の「SHARP シャープ」という会社名はこのシャープペンシルからきているというのです。

皆さんは御存知でしたか?さすがに「SHARP シャープ」の由来は「鋭い」の意味の英語のSHARPからとは一番容易に想像できますが、まさかシャーペンからとは想像もしていませんでした。

それともう一つ。
シャーペンを日本人が発案したというのも驚きです。
大正時代の日本でも、この金属製の繰出鉛筆を「先のとがった鉛筆」という意味から「シャープペンシル(尖鉛筆)」と名付け一世を風靡します。
売上は順調に伸びていきますが、その先に大きな落とし穴が。

関東大震災です。
工場は一瞬にして瓦礫の山となり、閉鎖されました。
しかし、創業者である早川徳次さんは諦めません。
大阪に移転し再起をはかるのでした。ラジオ受信機の製造を開始します。
これがまたまた大ヒット。
それが戦後のテレビの製造、更に情報機器等の製造に繋がっていったのでした。
つまり、震災がなければSHARPは今のような会社ではなかったのかもしれませんね。

そんなシャープに私は密かに期待しています。

かつて(2000年から2006年まで)シャープは、太陽電池・太陽光発電のモジュール生産量で世界一を誇ったのです。
そうです。自然エネルギーです。
品質は一番ではないかと噂で聞きました。
かつて震災で転機が訪れたように今回も震災を期に開始がもう一度持ち上がることを影ながら応援しています。


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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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