「ババヘラアイス」 の由来
只今、旅行中です。
東北に元気を!ということで秋田にいます。
そして旅先のホテルで今日は綴っております。
秋田といことで、「なまはげ」の由来・・といきたいところですが、それは次回にしまして、衝撃的なものを発見しましたのでとりあえずそちらをお届けします。
秋田県の国道沿いなどでは不思議な光景が見られるのです。
カラフルなパラソルの下で、おばあさん達がなにやら物売りをしている様子。
もちろん中には「すいか」とか「野菜」ってのが定番だと思いますがなにやらこの地では様子が違うよう。
それほど場所もとらない(スクーター程度の装備)軽装で野良着の延長のようなスタイルに手ぬぐいでほおかぶり。
しかもそれぞれの待機位置が全く車が止まらないような場所(道の駅とかコンビニとか広い路肩とか)で本当に周りになにもない道の途中。
一体何を売っているのだろう。
若干後に引けない(止まったら最後買わずには逃げられない)というリスクを伴うものの、好奇心に負けて車を止めました。
「いくつ」って聞かれたので当たり前みたいな顔して「あ、一つお願いします。」って言ったら
大きなラーメンのつゆ入れる寸胴みたいな容器を開けて、片手にはコーン。
ああ、アイスクリームかって納得してみていたら、
私の知ってるあの先の丸い道具ではない。
どちらかといえばお好み焼きのヘラ。
それで何をするかっていうと、あまり上手には見えない風に何度も何度もアイスをヘラですくってはコーンに擦り付ける。
基本は黄色いんだけど、何となくピンクが混ざっている。
今調べた(リサーチ)したところ、「ピンク(いちご味)」と「黄色(バナナ味)」のシャーベット仕立てのアイスらしい。
確かにジャリジャリでついでにコーンはふにゃふにゃ。
不思議食感でした。
最後にピンクを大きく四度ほど擦り付けて完成。
これは見ようによってはチューリップとかバラっぽい。
それでこれが一番大事で、ほとんどどこで買っても「200円」なのが嬉しいし不思議。
正直私はたぶん・・もう買いません。(笑)
でも話の種にも体験としてもシュチュエーションも大変貴重ですのでお立ち寄りの際はお勧めです。
ババヘラアイスの由来
聞かなくてもよろしいですか?そんなこと知ってるって?
申し訳ありませんがお付き合いください。
私はやはり・・知らなかったもので。
ところが推測はドンピシャでありました。(当たり前か)
まさか・・・ と絶句しましたが、、調べてみると色々な表現法がありました。
「ババアがヘラでアイスをコーンに盛り付けるからババヘラアイス」
「おばあさんがヘラでアイスをコーンに盛り売っていることからババヘラアイス」
「ばあちゃんがヘラで掬うアイスはババヘラアイス」
とどのつまり・・行き着くところは・・同じであります。
そのまんまとも言えましょう。
私の表現はこうです。
ババヘラアイスとは・・
「暑い中をおばぁちゃんたちが汗をかきかき道路沿いなどで必死に商売をする一風変わった盛り方をするツートンカラーの心のこもったアイスクリームです。」
そういえばあのおばぁちゃん私の顔など一度も見なかったなぁ・・
私の中で残る印象もよくよく考えて見るとババァとヘラだけかもしれない。
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