｢IKEA（イケア）｣ の由来

朝の特集番組で見たんです。ソマリアって国のこと。
ソマリアは東アフリカの角と呼ばれる地域の先端に位置する国家でエチオピア、ケニア、ジブチと国境を接しています。
ソマリアもそうですがジブチなんて国、正直知りませんでした。
１９９１年に内戦が勃発し、今に至るまでそれが続き現在も無政府状態なのだそうです。
ソマリアを含む東アフリカでは干ばつから深刻な食料危機が起きており、多数の人々が難民化しているのです。
私の見た番組では、食料を求めて移動するうちにたくさんの子供たちが死んでいったこと、無事にキャンプにたどり着いても十分な食料は得られないこと、他国からの支援物資も内戦と無政府状態で強奪され、なかなか行き届かないといった事実がありました。
我々は知っていながら知らないふりをし、こういったこと同じ人間に起きていることでも完全に人事のようにを考えてしまいがちです。
うちでも何か出来ないものかとその場では討論となったのですが数時間後にはいつもの生活に戻ったのでした。

何日か経って、思わぬニュースを耳にしました。
イケアが飢饉・飢餓に苦しむソマリア難民支援に６２００万ドル（４８億円）を寄付。
すげぇぇ。日本の会社もやるなぁ。(驚きで言葉が汚くなったのをお詫び申し上げます。)
って感心していたらイケアさんは・・スウェーデンの会社でした。
だって・・ねぇ。 池屋とかコイケヤとか・・
「イケ」って入っていたら日本の会社だと思いませんか？

イケア IKEAについて

イケアはスウェーデン発祥で、ヨーロッパ・北米・アジア・オセアニアなど世界に出店している世界最大の家具屋さんだそうです。
そういえば私の知るイケアはコストコの隣にありました！(関係ないか)
「イケアストア」と呼ばれる大規模な店舗を郊外に構える方法がイケアの特徴なのだそうです。
更に組み立ては自分で、配送も自分でそして低価格と。
設立は１９４３年。売上高は１７０億ユーロを超えます。
低価格、デザインのよさ、アフターサービス面のよさなどが魅力でその販売数を伸ばしているそうです。

「イケア IKEA」の由来

そして私も騙されたこの日本語っぽい会社名の由来。
これは、創業者であるイングヴァル・カンプラド(Ingvar.Kamprad) さんのイニシャルに、彼が育ったElmtaryd農場とAgunnaryd町の頭文字をつなげ合わせたものなのだそうです。
その読み方についてですが、日本語やスウェーデン語、ドイツ語などでは「イケア」という発音となりますが、英語では「アイキア」となるそうです。
自分の名前に育った場所に育った街、今までなかった組み合わせですね。
カンプラドさんは設立当時なんと１７歳。
安易な名前だったのか、それとも郷土愛だったのか・・

話は少しそれるんだけど、私の好きなサッカー選手が日本にやってくる。
峠は越えているんだけど、久々の大物にサッカーファンは湧いている。
日本の復興に協力したいって理由でＪリーグにやってくる。
彼もスウェーデン人なんだ。
彼の生き様を見にスタンドに急がなきゃ。