「閏年(うるうどし)」 の由来
2012年の今年は、うるう年です。
もちろんこれを「今」呼んでいる皆さんには関係ありませんが。
四年に一度です。
二月が29日になります。
一年は366日となります。
まぁ当たり前のことです。笑
そして悲劇が訪れます。
誕生日が四年に一度しかこない子供達が生まれるのです。
最近は、事前に日にちを決まることのできる帝王切開などもあるので、回避される方もいるのではないでしようか。
身内に28日生まれの人がいます。
もちろんその年にうるう年がなければ、全く当たり前の誕生日なのにこの日に生まれた人は、なんとなく「よかったね~」と言われてしまいます。
よく考えてみれば、うるう年でない28日生まれの人よりも、うるう年の3/1生まれの方が危なかったりすることを今更ながら考えたりして。
今日、更にもうひとり身近に28日生まれがいたことを発見したのですが、年齢が37だったので、それほど危なくなかったことを確認し、ほっとしました。
余計なお世話か。
■「うるう年」の由来
うるう年を漢字で書くと「閏年」となります。
由来はこちらからきています。
本来は「じゅんねん」と読み「閏」と「潤」は読みが同じです。
そのため、「潤」同様に「閏」も「うるう」とか「うるむ」と読まれるようになりました。
「閏」の漢字は、形そのまま王様が門の中に居ることを表す字だそうで、中国においては、暦から外れてしまった閏日には、王様が閉じこもり、政務をとらないことからこの漢字が当てはめられました。
そこから転じて発祥もとの中国での現在の意味は、余り、余分となります。
閏日以外にも、うるう日がある年を閏年、時刻と地球自転のズレを補正するため付け足す1秒を閏秒、太陰暦と季節のズレを補正するために付け足す1ヶ月を閏月、更に転じて、余計なもの、正統でないものの意として正統でない帝位を閏位、正統な帝位を奪った皇統のことを閏統などといったりします。
さて私は「うるう年」が正確に理解できていなかったりします。
数秒、数分ならわかるけど、なんで一日も誤差が出るのだろうか?
それは現在私たちが使っている太陽暦では1年を365日としていますが、地球の公転周期は365.2422日なのだそうです。
だから、その差を4年ごとに2月を1日多くして29日とすることで調節するのだそう。
なるほど。ここまでは理解できました。
更に・・
「閏年の決め方は、西暦年が4で割り切れる年ですが、100で割り切れる年は平年となります。ただし、400で割り切れる年は閏年となります。」というのを見つけました。
これはちょっと理解できませんね・・・どういうこと??
100年も生きないのでよしとしましょう。
ちなみに、日本が明治6年まで使っていた太陰太陽暦(旧暦)は1年が354日だったので、3年に1回くらいの割で閏月を設けて1年を13か月としていたそうです。
ああそういうやり方もあるんだなと思いつつ、なかなかいい加減なものですね。
今のシステムも未来には変わっているかもしれません。
それなら砂時計とかの方が分かり易くていいかな。
おいらあほやから。
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