「ギネス」 の由来
本当にすみません。私はこれがあまり好きではありません。
「ギネス・ブック」
確かに挑戦することって大切だと思いますが、それでも度を越しているものってありませんか?
今日もその類の記事をみかけました。
《AKBギネス認定!全員ソロ全90パターンCM》
アサヒ飲料の缶コーヒー「ワンダ モーニングショット」のCMの中で90人がソロで出演。
一人ひとりが自然体で日本を元気にするメッセージを伝えたもので、全90パターンが2月28日に放送されました。
ギネス記録としては、「24時間以内に、地上波放送にて放送した同一商品のテレビCM最多バージョン数」という括りだそうで、従来の60パターンを大幅に更新しました。(すでにあったのがすごいな)「ギネス・ブック」って確かに日本ではメジャーだと思いますが、世界ではどれほどの認知力なのでしょうか。
■「ギネス」の由来
ギネスといえば、確か外国製のビールがあった気がします。
それ以外には思い当たらないので、人の名前なのか、はたまた地名?
調べてみると意外な結果でありました。
「ギネス・ブック」は、アイルランドのビール会社、ギネス社 (Guinness)の関連会社である「ギネス・ワールド・レコード社」が発行してのだそうです。
やっぱりビールのギネス関連でしたか!
発行のきっかけとなったのは、ギネス社の社長であるヒュー・ビーバーさんが、仲間とアイルランドへ狩りに行った時のこと。
狩りの獲物のなかで世界一速く飛べる鳥は?という疑問に対して、ヨーロッパムナグロかライチョウかという議論になったと言います。
この時結論が出なかったことでビーバーさんは、もしこういう事柄を集めて載せた本があれば評判になるのではないかと考え、ロンドンで調査業務を行っていた、ノリス・マクワーターさんとロス・マクワーターさん(二人は双子)に調査と出版を依頼し、1951年にギネスブックの初版が発売されたのでありました。
全く知らなかったので、これは驚きですね。
民間の一企業が主催していたのです。
私はもっと国や世界が主導する国際的な組織なのだと思っていました。
ノーベル賞までとは言いませんが、それに近いものがあるのかと・・・
それに歴史も僅か60年程度というのも意外でしたね。
ですが逆に、ギネスが「軽いノリで構わない」理由が理解できました。
アメリカなどでは若干「おばか」だったりしますよね。
あれでいいのですね。
あれくらいでもいいのでしょう。盛り上がれば、話題になればOK。
また、なぜ日本で熱いのかについても理由が判明しました。
ギネス・ワールド・レコード社の本社所在地はイギリスのロンドンですが、本社以外のオフィスは現在二つだそうで、一つはアメリカのニューヨークそしてもう一つは日本の東京渋谷なのだそう。
ええ!?三つしかないんだ。
もしかすると我々が考えるほどギネスは世界ではそれほど熱くないのではないでしょうか?
同様の例がもう一つありましたよね。
食べ物や宿泊施設の格付けを決める「ミシュラン」です。
これも皆さんご存知のように、タイヤメーカー「ミシュラン」の発刊する冊子です。
これらを加味しますと、冒頭のAKBについても「話題になるんだし、まぁいいのではないでしょうか」と私も納得するのでありました。
大切なことは話題だけでなく、記録を作ろうとする人々が楽しむことなのかもしれませんね。
みっち - 2012年9月1日, 3:23 PM
ギネスの由来は、あーなんですね!私は、今、ギネスの自由研究をしていて!とても役に立ちました!ありがとうございます。こっからはタメで↓
うち、勉強めっちゃ嫌いやねん。なんに、母さんに「自由研究ヤレヤレ」言われて、しゃーなく、やってあげてんねや。で、何するか、まよっとるとこに、~ギネス~♪って文字が頭ん中をまわったんやで!ほでな、検索しとったら、ここを見つけたっちゅうわけや。
なつゆき - 2014年7月17日, 10:19 AM
質問です。ギネスブックに載っているあのマーク、、、由来はなんなのでしょう?教えてくださいm(_ _)m