「ユニコーン(UNICORN)”バンド”」 の由来
音楽との最初の出会いって(学校の授業以外でね)バンドがきっかけの人、多いのではないでしょうか?
私も小学校の頃は姉に付き合わされて音楽番組を見ていましたが、いまいち好きな歌手もなく、ただただ派手な格好の人が踊っているといったくらいでしたが、姉の高校入学とともに状況が一変します。
それがユニコーン(UNICORN)でした。
それまで特に誰かに思い入れがあるといったことはなかったのですが、ユニコーンに関しては違いました。
やることがすべて斬新に見えて、何もかもをコピーしました。
服装、髪型、喋り方・・・
初期の楽曲はビートロックやニュー・ウェーヴといったジャンルでしたが、中期からは当時の日本の音楽シーンにおいては異色の語彙や題材を用いた独特な歌詞が増え(私がはまったのはこの頃)ジャンルを問わない幅広い音楽を作り出していました。
要は・・・やりたい放題って感じでしょうかね。
たぶんそこが私に合ってた気もします。
私は音楽をよく知らなかったので特に不思議とも思っていませんでしたが、
ユニコーンの特徴として全員が作詞と作曲とボーカルを担当するというスタイルがありました。
これは日本のバンドではあまり見られないやり方のようですね。
1986年に結成されたユニコーンは、1993年に解散。
解散後もソロや新たなバンドでの活動、他のミュージシャンのプロデュース等、(奥田さんのパフィーなど)各方面で活躍します。
そして2009年に突然活動を再開したのです。
この時は本当に驚きました。まさかこの歳で・・・(お互いにね)
当時のフニャフニャ感そのままに、奥田さんの「そもそも解散していなかった。」といった発言は私からすれば非常にらしいものでした。
やりたい放題いいたい放題な感じが。これだけ長い年月を経てなお、今更ですが、、、
名前の由来を知らなかったと今日の今回の流れに至ったわけです。
十年以上の年月を越えて・・・
その由来は・・・割と単純でイギリスのロックバンドT・レックスのアルバムである「ユニコーン」に由来(T・レックスのファンだった手島さんの発案)しているのだそうです。
これは意外でありました。
それは手島さんからでたということです。
リーダーではなくボーカルでもなく手島さんとは・・・その先は秘密。
それぞれの個性が強すぎて、服装までバラバラなユニコーン。
よくそんな簡単に決まったものだと感心します。
私は再結成ライブへ行ってきました。
ユニコーンのライブは二回目でした。
一回目は解散ツアーでありました。
それも解散は決まっていながら公表はツアー終了後だったため、実質的解散ツアーでありました。
姉の友人がチケットをまわしてくれて人生初のライブ観戦でした。
今でも大変貴重な思い出でそのインパクトもとても強く心に残っています。
九割八部ほどの女性に交じって驚きと感動の二時間でありました。
次はもうないと思っていました。その機会がまた巡ってきたのです。
不思議な気分でした。
その時だけ十数年前に戻ったかのようでした。
再結成のはずなのにやっと何か終えたような、忘れ物を取り戻したような感覚でした。
他にも再結成して欲しいバンドはいくつかありますが、
そのライブ行くことはおそらく躊躇することでしょう。
おじさんでもガッカリさせないのがユニコーンの凄さなのかもしれません。
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