スラング・業界用語

「いけず」 の由来

「いけず」 の由来

「いけずぅ~」 クレヨンしんちゃんの名文句です。 でもよくよく考えて見ると、軽く流してたこの「いけず」が雰囲気だけでその本当の意味を理解していない自分を発見しました。 しんちゃんがこの言葉を発するシチュエーションからすれば、「いじわる~」とか女性がおねだりする状況を模しているように見えます。 「おいでやす~」のイメージからなのか、しんちゃんの言い方なのかなんとなく京都の匂いがするので、綺麗な言葉のように見えますがその意味は、強情なことや意地の悪いこと。また、そういう人のこと。 より悪い意味に発展すると、わるものとかならずものといった意味もあります。 更に好ましくないことや不良じみたいたずらのこと、 また多少使い方は違いますが贋金(にせがね)など通用しない貨幣の意味もあります。 関西の人間がよく使う「いけず」は、ほぼ100%強情なことや意地悪なことに対してで嫌みな感じではなく、ちょっと親しみ... »

「SOS(エスオーエス) 」 の由来

万一自分がピンチの時、例えば山で遭難したとしましょう。 ヘリコプター等で見つけてもらうためにあなたはどうしますか? おそらく広場に出ることでしょう。 そして地面に棒やら石やらといったもので「SOS」と書くわけですが、特に「S」とか、難しくはないですか。 もちろん日本語で「助けて!」と書くよりも英語で「ヘルプ、ミ~」と書くよりかは簡単ですが、曲線とは意外に難しいものです。 「SOS」って何なのでしょうね。 ■「SOS」の由来 由来はどこから来ているのかを調べてみると、それはモールス信号の「S、O、S」からだと言います。 Sのモールス符号は・・・、Oは---とのことなので、「 ・・・ --- ・・・ 」となり、非常時にも打ちやすく、他の通信と間違われないものということで決められたのだそうです。 SOSを最初に打ったのは、皆さん御存知の豪華客船タイタニック号といわれています。 これはちょっと驚き... »

「オシャカになる」 の由来

「オシャカになる」 の由来

物事がだめになること、作り損ねた不良品、使い物にならなくなったもののことを我々は「オシャカになる」といいます。 カタカナで書いた部分が主でありますが、この言葉の意味とこの単語どうにも結びつきませんよね。 そうなんです。 「お釈迦様」のことなんです。 実はこの「オシャカになる」と「お釈迦様」が由来で結びついているという 事実がスキャンダルされたので今日はそのお話。 ■「オシャカになる」由来 「オシャカになる」の由来は江戸の鋳物職人の隠語から出た言葉なのだそうです。 阿弥陀像を鋳るはずが、誤って釈迦像を鋳てしまったことからといわれています。 そんな大きな間違い本当にするのでしょうかね。笑 このお釈迦様が無駄になってしまったのでしょう。ちょっと罰当たりな気もしますが。 もう一つ面白い由来がありまして、「火が強かった(しがつよかった)」と、お釈迦様の誕生日「4月8日(しがつようか)」を掛けた洒落と... »

「やくざ」 の由来

「ジャパニーズマフィア」 やばい人たちの集団。高倉健さん。北野たけし監督作品。 今日は、「やくざ」さんについてのお話。 やくざの定義については、組織を形成し暴力を背景に職業的に犯罪活動に従事して、収入を得ている人たちのことだそうです。 警察などからは暴力団とも呼ばれていますね。 ただ、多くのやくざの皆さんは「暴力団員」という呼ばれ方を嫌っているそうで、自らは「極道」、「侠客」と名乗ることが多いそうです。 ちなみに極道は本来仏教用語で仏法の道を極めた者という意味であり皆さんからすれば人とは違った道を極めているといった意味で用いているのかもしれません。 侠客(きょうかく)については、強きを挫き、弱きを助ける事を旨とした「任侠を建前とした渡世人」の総称であります。 こちらはどちらかといえば、自らの存在を正当化する場合に用いた自称であり皆さんにも罪悪感というものが存在している表れかもしれませんね。... »

おやつの由来

「おやつ」 の由来

私は十時と三時が大好きです。 これって何のことかわりますか? そうです。今日は「おやつ」の由来について。 子供の時から「おやつ、おやつ」と何度も口にしてきましたが、オヤツってどんな漢字を当てるのか、元の意味は何なのか、そしておやつの始まりなど深く考えたことがありませんでした。今回はおやつの由来について掘り下げてみたいと思います。 私の場合は、だいたい朝は七時、昼は十二時、夜は六時に一日三食ご飯を食べます。 そしてもちろん、十時と三時はお茶(おやつ)、ついでに夜十時(これを書いている正に今)もお夜食にビール♪ これでは太るのも納得ですね・・ 「おやつ」の語源 まずはおやつの語源からです。 おやつの語源は和時計(1873年まで使っていた日本独自の時計)からだそうです。 昔の日本の時刻制度において午後2時前後を「八つ時(やつどき)」と言いました。 そこから「お八つ」→「おやつ」と呼ぶようになった... »

「ため口」 の由来

ため口 若者は恐れを知らない。相手がどんなに年上でも、どんな役職の方お偉いさんでも友達感覚で話す。時にそれは羨ましくもあり、それを許す相手の寛大さを認めてみたり、自分はその辺厳しいほうなのでそんな感想を持ちます。今日は「ため口」。 子供、幼児なんかはどうなのでしょうか。もちろんスタートは、タメ口でしょう。それをいつまでも続けていくわけにはいかないわけで、成長と共に尊敬語、謙譲語なんてものを学ばなければならない。今時、学級崩壊、モンスターペアレンツのご時勢で、最初に尊敬「すべき」先生にはどうなのでしょうね。先生側の話を聞けば「今」は友達先生が受けがいいとか。メルアドを交換して深夜でも不安のメールを受け取れば数分以内に返信してあげる。そこはもちろん・・ため口なのでしょうかね。今度聞いてみましょう。 語源 由来「ため」という言葉からだと、やはり「同じ」と意味ではないかと憶測が生まれるわけですがど... »

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