「じょうろ(如雨露)」 の由来

最近家庭菜園にはまっています。
種から蒔けば本物なのでしょうけど、そこまでの余裕も時間も技術も無いので、苗を買ってきて植えます。
ここ数年は自分でも育てられる野菜を探すことが目的になってました。
なすにピーマン、パセリにきゅうり、シシトウなどは簡単なのでおすすめです。
しかもこれらは量もなるのでお得感があります。

逆に失敗したのが、トマト、とうもろこしですかね。
トマトは高い確率で失敗しました。
雨に当てないほうが言いといわれたのでビニールハウスで育てましたが、どういうわけかなる前に枯れてしまいます。
枯れてもいくつかの小さな実が赤くなるのでそれを食べてみると、確かに美味しいのですが一メートルにも成長した木に食べられたのはほんの二粒ほどではどうにも割りに合いません。

とうもろこしに関しては、知らなかったのですが美味しく食べるには苗一本でならせるのは一個か多くても数本までとか。
何も知らずに実をつけたのを喜んで放置すると、そのまま大きくも黄色くもならず絶えていきます。
今更ながらヤングコーンの存在を思い出しました。
それほど食べないこともあって二度と買ってきません。
私のこれらの経験から、大切なことを皆さんにそっとお教えしましょう。

肥料をやりましょう、草取りをやりましょう。いやそれ以上に水をやりましょう!
うちはビニールハウスだからかな・・・
それでも自分で育てた野菜は採算以上の心の恵みをもたらしてくれます。
なんて綺麗なことを言っておく。

■「じょうろ」って・・・

自分の人生で接点もなく、買ったことの無いものをついに購入しました。
それは、「じょうろ」です。
これけっこう大切です。便利だし。
代用しようと思ってもなかなかうまくいきません。
ただまんべんなく水をまくだけなのに、どうしてこうも代用品がないものかと・・・
ついに購入してしまいました。
買いながら不思議に思ったことがその名前です。
「じょうろ」って・・・ひらがな?カタカナ?漢字もあるの?由来は?

■じょうろの由来

じょうろは、「じょろ」と呼ばれていることからも、水が出る音じょろじょろじょろ~~~からきた、のではなく、(その説もないこともない)ポルトガル語で「水の噴出」を意味する「jorro」や「水さし」を意味す「jarra」からきたとする説が有力であります。

「じょろじょろ」説より有力である理由は、「ジョーロ」と発音することや南蛮由来の物であると考えられている点からだそうです。
じょうろは漢字で「如雨露」と書きますが、「雨露の如し」の意味、音からの当て字と考えられる。
江戸時代には「上漏」や「上露」、「如露」といった当て字もあったとか。
この点からもポルトガルから渡来した説がより有力に感じますね。
確かに雨露に似ています。
優しいお水を与えてくれるのです。
それともう一つ最大の魅力をそっとお伝えします。

夏にはかなり高い確率で「虹」が発生します。
ほら、庭木もないのに家庭菜園もやってないのに買いにいく皆さんの足音が聞こえてきます。


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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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