「いかさま」 の由来
私はおそらく人を騙すのが得意です。
相手の心理がけっこう読み取れるんです。
次はこのカードだろうとか、この表情は何かを企んでいるなとか。
表情や口元、動きや普段との対比、そうして更に相手の裏をかきます。
あまり私を知らない人間は「勘がいい」とよく言います。
しかしそれは「勘」ではなく、計算だったりします。
相手が私が「気付いてる」ことを気付かれないようなトリックを更に敷くからです。
つまり私は本当は「ペテンのいかさまやろー」なんですが、それはここだけの話にしておきましょう。
ちなみに私の欠点は、良心が顔に出てしまうということです。
だからそれを本業とすることは永遠にないでしょう。
ただ素質があるだけなのです。
■「いかさま」の由来
イカサマ、いかさまとは、漢字では如何様(いかさま)と書き、「さもその様に見える、いかにも本物らしい」といった意味。
漢字があったとは知りませんでした。海の「イカ」は関係ないのでしょうか。
それは由来の話へ・・さらに転じて「まがい物、偽物」も指します。
由来は大きく二つ
一つは、イカ墨で書いた文字は1年程で薄れて消えていくことから。
江戸時代にはイカ墨だけで使った墨汁があり、
これで書いた文字はやがて消えてしまうことがあったのだそうです。
この墨汁で借用書を書いてお金を借り、まんまとだまし取った悪知恵の働く人がいたそう。
頭イイ!!
そういえばイカは敵に襲われると墨を吐いて相手の目をごまかして、そのスキに逃げますよね。
この行動に照らし合わせると、この由来、あながち突拍子もない説ではなさそうですね。
もう一つは、漢字にまつわる説。
「いか」は、「如何(いかが)」「如何に(いかに)」などの「いか」。
「さま」は「様子」を意味する「さま(様)」で、この「如何」と「様」を合わせて、「如何様(いかさま)」。
元々は、「どのように」「どんなふうに」などの意味で、それが転じて、「いかにもその通り」「間違いない」という意味になりさらに転じて、「「いかにも本物だ」と思わせるもの」を意味する ようになり、現在の意味になったのではないかということなんだけど、その流れについては異説もある。
江戸時代、武士があいづちを打つ時は「如何様、左様でござる」と言ったらしい。
その武士が失業すると、威厳を保ちつつ陰で相手をだますような人物が現れたので、だまされた相手はそうした武士のことを「如何様野郎」と言ったというストレートなもの。
どちらにしてもどれにしても「イカサマヤロー」なんて言われたくは無いですね。
男なら、、正々堂々勝負するべきではないでしょうか。
私も気をつけよう。
いきりと - 2018年6月3日, 11:17 AM
やっぱキリトかなー wwww