「森三中(もりさんちゅう)」 の由来
お笑い芸人が売れるか売れないかって運ではないかといつも思います。
3人ともいわゆる「ブスキャラ」かつ「デブキャラ」。
デビュー当時はチビ・メガネ・デブの三拍子。
本当に「いわゆる」女性芸人でしたので、こんなに売れるとは夢にも思いませんでした。
今日は「森三中」について。
1998年結成。吉本興業の東京NSC4期の同期生として3人は出会いました。
いつもよりちょっと詳しくご紹介。(思い入れの度合いです)
●大島美幸さん(おおしま みゆき)
担当はボケと情報収集。
栃木県那須郡黒羽町(現・大田原市)出身、身長166cm、体重78kg。
昔憧れていた人は観月ありささん。(お約束?)
●村上知子さん(むらかみ ともこ )
担当はツッコミとスケジュール管理。
神奈川県横浜市磯子区出身、身長146cm、体重60kg。
●黒沢かずこさん(くろさわ かずこ)
担当はボケとネタ作り。
茨城県勝田市(現・ひたちなか市)出身、身長157cm、体重72kg。
皆さん見事な豊満ボデイです。
そのありそうでななかった組み合わせの女芸人トリオ「森三中」のブレークのきっかけは、2000年12月に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』に3人で出演したことからだそうです。
その中のコーナーである「ハイテンション ザ・ベストテン」に出演して注目を集め、大島さんが浜田雅功さんに猛アタックをする求愛企画が計4回放送されました。
この番組で受ければその先は約されたようなもの?
■「森三中」の由来
トリオ名である「森三中」の由来については、黒沢さんの出身校である「勝田三中」と村上さんの出身校である「森中」をたして名付けられたのだそうです。
大島さんは関係していないようですが、これについては結成当初は黒沢と村上のコンビだったとか。
ピンで活動していた大島さんが一人では限界があると感じ、コンビに入れてもらいトリオとなったという経緯が関係しているのだそうです。
私はこの名前を見たときに、「森」は分かりませんでしたが、「三」については3人だから、「中」についてはテレビ出演の祭に高い頻度でジャージーを着ているからだとばかり思っていました。
皆さんの中にもそのように考えていた方いませんか?
今日は勉強になりましたね。
今回こうして「森三中」を調べていくうちに、彼女達のホームページを覗くことがありました。
更新などほぼされていなかったのですが、震災後の彼女達の心境が綴られていました。
特に黒澤さんの日記に心を打たれました。
茨城県出身の黒澤さん。
出身中学は名前の由来にもなっています。
文中から「森三中という 名前を、ちょっとだけでも知ってくれてる人が亡くなった方の中にいると思うと、辛くてどうしていいのかわかりませんでした。」
「自分達を知っていてくれた方にも失礼がないように、森三中という名前が、消えないように、一瞬でも笑って貰えるようにと、考えるようになりました。」
以下参照
今回の件で私なりに、お笑いの在り方、存在意義を考えるきっかけになった気がします。
彼女達の体を張った笑いが、被災地の心を閉ざした人々の心に届くことを願ってやみません。
匿名 - 2016年2月22日, 8:56 PM
当方の近くに大森三中という中学がありました。そこから森三中となったのではと勝手に思っておりました。ちなみに大田区大森駅の近所かな?