「せっかち 」 の由来
自分で自分が嫌になるときがあります。
やりたいこと、食べたいものがあると、居ても立ってもいられない。
他人がのんびりしているとせかしたり、それが列であったりすると段取りの悪い人に嫌悪感を抱いたり、十人十色、考えも色々、能力も色々仕方ないことです。
そんな私でも不愉快なのが、車のあおり行為。
本人にその気がないとしても、車の距離感によっては威嚇を感じたりします。
交通法規にも違反します。人命にも関わります。絶対にやめましょうね。
今日はそんなわけで「せっかち」。
せっかちとは?
落ち着きがなく、急ぐさま。思い立ったらすぐ実行しないと気が済まない性格。
ずばり当てはまる自分はコメントスルー。
漢字をしらべてみたら、由来もなにもないものが出てきました。
「急ぎ勝ち(せきがち)」なのだそうです。
つまり急ぐが勝ち?
それは誤りだそうです。
「急き」は、焦ってイライラする意味の動詞「急く(せく)」から。
「勝ち」は、そうであることのほうが多い状態を表す「勝ち(がち)」からで、その参考として我々が良く使う用法では、「ありがち」「病気がち」などの「がち」なのだそうです。
つまり、「せっかち」は「急ぎがち」という意味。 急ぐことが多いという解釈となるようです。
「急ぐが勝ち」であったならせっかちな自分を肯定してしまうところでした。
冷静に分析すると人生において急いでいいことばかりではありません。
得もあれば損もある、+-計算ではやはり0に近い気がします。
急いでも急がなくても結果は同じことが多いのです。
物事を始めるときにはやはり「機」タイミングが大切であります。
しかし、その物事に対する「思い」が強ければ強いほど「せっかち」な自分は先を急いでしまうのです。
これはどうにもならないのでしょうか?
いいえ。
「年功と共に落ち着く」と信じたいものです。
しかし、俗に言う「おばちゃん」
列に並べば先が進まなくても前の人を押し、バーゲンなどでは人の波を押しのける。
彼女たちは年齢で「せっかち」が落ち着くという持論を見事に覆してくれるわけです。
性格は・・中々なおらないか。
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