「鯖(さば)を読む」 の由来
鯖を読むとは、年齢や体のサイズ(身長・体重・3サイズ)などをごまかす事。
実際の数値より大きく言う事を、鯖読み(さばよみ)といい、実際の数値より小さく言う事は、逆鯖(ぎゃくさば、逆サバ)と呼ぶというのははじめて知りました。
ただ、現代の日本語においては「逆鯖」を用いるケースは極めて少なく、実際より大きくても小さくても、「適当に答えてごまかす」ことを鯖を読む言っていることがほとんどであるらしい。
自分に置き換えてみると、私は鯖を読んだことがほとんどない。
これは生まれもったものの影響が大きいので大きなことは言えないが、見た目は実年齢より若く見られるし、慎重もほどほど体重は軽すぎるくらいなので特に体格に関しては不満も無い。
もちろんそれが女性であったならバストの件やウエストの件や、いくら少なくても過ぎることのない体重の件など様々な案件が出てくるのだろう。
男からみても、バストは大きいことに越したこともなくウエストも細すぎるなんてこともなく体重も平均よりは少ないに越したことは無い。んん・・・やっぱり女性は大変ですね。
■「鯖を読む」の由来
鯖は大量にとれますが、鮮度が落ちるのも非常に早い魚なのだそうです。
そのため漁師さんや魚屋さんは、時間がもったいないので鯖の数量を目分量で計測して傷む前に急ピッチで売りさばいたのだそう。
そういったことから「自称でしかないいい加減な数値」という意味で鯖を読むという言葉か用いられるようになったのだそうです。
他説も存在します。
福井県小浜から滋賀県を通って京都へ運ぶ「鯖街道」と呼ばれる道があるました。
水揚げ後、加工して急いで京都に運ぶと着いたころにちょうど食べ頃になったといいます。
そのことから日にちを少なく言うことを「鯖を読む」と言うようになったというのがその説。
また、その「鯖街道」を運ぶときにやはり傷みが早いので、あらかじめ余分に箱詰めしたことから「鯖を読む」と言うようになったとする説もあるそうです。
もちろん食べられてしまう鯖さんには何の落ち度もなく、(鮮度は落ちますがそれは人間の都合)そこにはたくさんのお命を殺生するという罪の意識も存在しません。
その上、虚偽の片棒まで担がされたらなんだか鯖さん・・・かわいそうですね。
せめて食卓まで届いた鯖さんは、無駄にすることなくきれいに頂戴しましょう。
もちろん買うときも、だいたい何匹でなく家族の数だけきっちり買うことにしましょうね。
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