「ケチ」 の由来

どこまで節約すると「ケチ」と呼ばれるのでしょうか。
私は間違いなくけちです。自分で認めます。
一切の無駄にはお金を払いたくないので、無駄を省いていくと結果付き合いも悪くなります。
私の感じる無駄なお付き合い第一位は結婚式の二次会。
もちろん祝うつもりはありますが、いつも会費が高く感じます。
理由としてあげると、一次会から出た人は飲食はすでに困難な状態。
もちろん会場のオードブルなども値段に見合わないし、だいたいビンゴなどの景品で会費は浪費してごく一部(最初にビンゴした人)にしか還元されない。
でもそれなりにキレイな格好をしていかなければならない。
もちろん出会いの場所としてはこれ以上にない信用(友人の友人)を持ち合わせており、うまくいけば次に自分が輪の中心ともなりえます。
が、内気な日本の男性はただ金だけ払わされるケースが多く、一部の「慣れた」狼だけが得する場合が多いように見受けられます。
そんなわけで、男性にとってはお見合いパーティやキャバクラなどで5000円払ったほうが効率がいい気がしないでもなく、ある一定の年齢を超えた女性などが主役となるとその友人関係は既婚者が多く、もちろんお互いに楽しみも半減。
そこに会社の人間関係などが持ち込まれると、友人達の肩身は狭くそれをおそれて二次会を分けて二回やるようなアリガタ迷惑な自分達に酔ったお二人も最近は見受けられるようです。
そう考えると挙式そのものの意味も疑ってしまいますが、先日見つけたカレンダーに書いておりました。

「人生には節目が必要。竹は節を多く作ることで大きく成長していきます。」

ああなるほど。私が感じる無駄な飲み会も節を作るためなのだと。
けちけちするなよおれと戒めます。

ケチの由来

ケチの意味は、金品を惜しがって出さないこと、卑しいこと、またそういった人。
ああ俺だ。
けちには「けちをつける」や「けちがつく」などの言葉があり、ケチの語源はそれらと同様で、不吉なことを意味する「怪事(けじ)」が訛ったところからきているそうです。
「粗末で貧相」とか「いやしい」といった意味は江戸時代以降で、だんだんと上記のような意味に転じていったのでした。
「けちをつける」なら「けち」に「つく」で「縁起の悪いことがおこる」となり「あやしき事」といった意味から、更に「悪評などで物事がうまく進まない」と言った意味に転じていきました。
現在では難癖をつける、嫌がらせで縁起が悪いなどとます。

「ケチ」を調べるうちに、「お祝いご祝儀」という言葉を思い出しました。
これは「はずむ」が基本となります。
これはケチってはいけないわけです。
悪いことが起きるとか縁起が悪いなどと言われたらお祝いごとははずまなければなりません。
そう考えたら私などは最低ですね・・
今日は言葉の由来に教えられました。
ケチケチせずに、バ~んといきましょう。
祝う気持ちのある会社の付き合い以外の関係はね。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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