「ソラニン」 の由来

映画の挿入歌にミュージシャンが曲を提供する。
最近はよくありがちなケースかと思いますが、それがそのまま映画のタイトルであったりその曲を書いたミュージシャンがそういった仕事をするとは思えないような名前であったので珍しく奇妙な理由でその映画を借りてきました。
タイトルは「ソラニン」。

「ソラニン」という不思議な名前の映画。
調べてみると、この映画は漫画からきているということ。
浅野いにおさんによって2005年から2006年まで「週刊ヤングサンデー」で連載されていた漫画が原作で、2010年に実写映画化されました。
種田成男と井上芽衣子の恋や人間模様を描いたストーリー。
それでその奇妙なタイトルは一体何なのかと調べてみると・・・

ソラニン (solanine) とはナス科の植物に含まれるステロイドアルカロイドの一種。
ジャガイモの表皮や芽、ホオズキ、イヌホオズキなどに含まれているのだそう。
とのことだけど、ここで確かに映画の中で井上芽衣子がジャガイモを手で転がすシーンを思い出した。
しかしそれが何を表しているのか?
リサーチしてみるとそれは毒のことなのではないかという意見が多いようです。
一部の毒が蔓延して、やがて全体に侵食してくると・・・つまり、金八先生の腐ったみかんみたいな解釈らしい。
私はそういった細かな描写が非常に苦手なので助かります。

確かにそういったストーリーの流れなのですが、実は掟破り的に私はまだ最後まで映画を観ていないのです。
DVDを置き去りに気になったので途中にしたままこれを書いていたりします。
毒がどのように作用してどんような結末を迎えるのか・・・
それはこれを読んでいて多少でも興味を持ってくれた人のためにもお楽しみ♪
ただ、芽衣子と種田という二人の名前がその関係を象徴しているようです。

■「ソラニン」の由来

さて本題の「ソラニン」というタイトルの由来。
曲のほうはASIAN KUNG-FU GENERATIONで「ソラニン」。
はっきりいって想像もしていなかった由来です。
それは、漫画の作者である浅野いにおさんと当時交際していた彼女の「アジカンの新しいアルバム、ソラニンって言うんだって」という一言がきっかけであったとのこと。

実際に出たアルバムは「ソルファ」であったのですが。(余談ですが私もお気に入りの一枚)
その偶然聞いた「ソラニン」の音感が気に入ったことが一つ、またその意味がじゃかいもの芽の毒のことであったという理由がもう一つ、そして「ソラニン」というタイトルとなったのだそうです。
時が流れてそれが映画化されることとなる。
楽曲の提供がアジカンに委ねられるのでした。

映画の原作に登場する楽曲「ソラニン」の歌詞を一部編集し、そこのアジカンの後藤さんが曲をのせたのだそうです。
表記上、メンバー以外の人物による作詞はメジャーデビュー以降では初めてだそう。
アルバムにも収録されましたが、アルバムのテーマと異なるためエキストラトラックとしての収録だそうです。

こんなこともあるのですね。
たまたま耳にした言葉から作品が生まれて、その作品が飛躍したことでその当時に勘違いだったことが現実として生まれてゆく。
なんとも不思議なことです。
アジカンが作品の提供を受け入れた理由もきっとそういったことからかもしれないなと思いました。
それでもどちらの作品も後のせとは思えないくらいマッチしているのも素敵。


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ソラニン 1




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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