「UFOキャッチャー」 の由来
ゲームセンターに立ち寄ると必ずチェックしてしまうものがあります。
それは「UFOキャッチャー」。
私は学生の頃、家庭用のゲーム機以外でゲームをするような経済的余裕がありませんでした。
それでも友人達の付き合いで寄った際に、何か自分でも満足でき、且つ何か役立つものはないかと模索していました。
結果行き着いたのが「UFOキャッチャー」。
勝負は100円。
そう決めて一発勝負に挑みます。
何度か失敗するうちにある法則に気づきました。
これは言葉で説明するのは難しい感覚の問題。
クレーンを下ろす位置や力調整、落とし方まで多岐にわたります。
私はこの手の「感覚」に優れていたので「とれる」と確信したものは逃しませんでした。
こうなると面白いもので、毎度毎度端からチェックしては狙いを定めゲットしていきました。
ただし、一つ難点がありまして、取り易い物を取る為、元から欲しくて取っているわけでもない上ニーズ(知り合いで欲しい人や女の子にあげる)もない物が家に増えていくのです。
部屋が一杯になったところで処分したのですが、その大変さからそれ以来ご無沙汰になってしまいました。
■「UFOキャッチャー」の由来
そんな「ノメッテイタ」当時は考えもしなかった由来です。なぜに「UFO」なのか?
UFOキャッチャーという名称は、どうやら株式会社セガのクレーンゲーム機からきているのだそうです。
もちろん現在では、他社製の物も含めたクレーンゲーム機、またはプライズゲーム全般の呼称としても用いられていますが、最初にUFOキャッチャーを開発したのは株式会社セガで1985年のことでした。
当時は、「商品を鷲掴みする」ことから「イーグル・キャッチャー」と命名される予定だったと言います。
ところが、掴む部分を鷲の爪のように改良したところ、まったくそうは見えずなかったので、誰かが「これじゃ鷲っていうよりUFOですね」と呟いたところから「UFOキャッチャー」になったという・・・
嘘のような本当の話がその由来。
さてその「UFOキャッチャー」、いざ発売されましたが思いのほか売れません。
というのは、当時の景品の上限価格が200円だったそうで、その値で用意できる専用の景品が無かったためだといわれています。
確かに今の高価さからは考えられませんね。
現在のようにぬいぐるみが主流になったのにも面白いエピソードがあります。
それは、当時の重役が海外出張にいった時に、検品漏れのぬいぐるみが露店で売られていたのだそうです。
それに目を付け、大量に買い付けてきて直営店に卸したのが以外にヒット!!
その後のアンパンマン等の有名キャラクターの登場や景品の上限価格の向上などがその人気を後押しし現在にいたるのだそうです。
驚くべき誤報を見つけました。
Q UFOキャッチャーの由来は?
A 火星人が発明したからです
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