「バンダイ」 の由来
小さい頃は本気で当たると信じて様々な懸賞に応募しました。
今日取り上げるのは、玩具・ゲームメーカーのバンダイなのですが、雑誌などの企画に合わせてずいぶん応募したものです。
記憶に残っているのは新しいゲームソフトの主人公になるキャラクターの公募というもの。
幼稚ながらも必至に思考をめぐらせて自分では渾身の傑作!とも呼べるような作品を応募しました。
結果はもちろん落選。賞にもまったくかすることはありませんでしたが、こうしておじさんになった今でも心に残っているという事実が結果以上の価値だと今は思うわけです。
■「バンダイ」の由来
バンダイは、東京都台東区に本社を置く、国内有数の大手玩具メーカー。
プラモデルや大人向けハイエンドホビーまで幅広い製品を取り扱っており、東映の特撮作品(戦隊ヒーローシリーズ、仮面ライダーシリーズ)やガンダム関連の玩具の殆どを手掛けていることでも有名。
それもあってか、「変身」を商標登録していると言います。
驚きです。
バンダイは1950年(昭和25年)に、創業者である山科直治氏さんが義兄の経営する繊維会社萬代産業(ばんだいさんぎょう)」の玩具製造子会社として「株式会社萬代屋(ばんだいや)」を設立したのが最初。
当初は萬代産業からでた余り布で作った人形を販売していたとか。
1961年(昭和36年)に現在の社名「株式会社バンダイ」に商号を変更。
バンダイはもちろん萬代屋からで、「萬代」については、古代中国の兵法書「六韜」の中の「萬代不易(いつまでも変わらないという事)」という言葉からきているのだそうです。
その心は「いつの世も人の心を満たす物を作り、絶えない企業の発展を願う」とのこと。
おもちゃはいつの時代も子供に夢を与えます。
私も未だに幼児性が抜けないせいかデパートなどでおもちゃコーナーを見つけるとついつい引き込まれてしまいます。
昔は高価で手に入らなかったおもちゃより数倍性能のいいものが数百円で手に入る。
どのコーナーも魅力だらけ。時間つぶしに今の流行や売れ筋をみているだけのつもりが・・・
復刻版やアニメのカードなど、昔自分が通ってきた道の商品には特に手が伸びいつのまにかレジに並んでいることもしばしば。
売り方の戦略が練られていて、アニメやマンガとのコラボや、後々たくさん買わせるために最初安く買わせるなどその戦術もたくみ。それを知りながらもついつい・・・
やっぱりおもちゃって素晴らしい。
最近のコメント