「ホルモン」 の由来
普段よく使いながら、聞かれてみるとその言葉が何を意味するのかは知らなかったりするものです。
今日は「ホルモン」について。
よく我々が利用するのは「ホルモンバランス」という言葉。
私流の解釈だと、「男性らしさ 女性らしさ」とった感じでしょうか。
でも「ホルモン」って本当は何なの?
ホルモンとは、動物体内の組織や器官の活動を調整する生理的物質の総称なのだそうです。
難しい表現かもしれませんが、一つ一つの言葉の意味をトータルで分析しますと我々の認識には間違いはないようですね。
その由来は、「刺激する」とか「呼び覚ます」といったことを意味するギリシャ語の「ホルマオ」という言葉からきたと言われています。
それが20世紀初頭となり、イギリスの生理学者ベーリスさんとスターリンさんによって「ホルモン」とされたのだそうです。
さて、日本人にとってもう一つ気になるホルモンがあります。
それはホルモン焼き。こちらは、内臓肉(もつ)を焼く料理のこと。
狭い意味では、小腸、大腸、広い意味では正肉以外の本来廃棄するような部位(肝臓とか胃とか子宮とか)をも含む臓物肉全般が含まれ、好きな人にはたまらない一品。(私はそれほど好みません。)
なぜこの内蔵を食べる料理がホルモンと呼ばれるのか?
それには面白い説があるそうです。
内臓は食用の筋肉をとった後の捨てる部分のことであることから大阪弁での捨てるものを意味する、「放(ほお)るもん」からついた名前だと言います。
確かに、調理している場面を想像してみると説得力がある気がしますね。
私もそういったグロテスクな内臓肉を考えると更に ・・・・ですね。
ホルモン焼きは、大阪の洋食レストラン「北極星」を経営していた北里茂男さんが考案し、1940年に商標されたのだそうです。
北里さんが思いついた理由の一つも、毎日捨てている臓物を料理に使う方法はないかとのことからだといいます。
時は戦中。
日本では食べるものに困り、栄養を欲していました。
そこで、生理活性物質のホルモン(戦後に流行語となった)にあやかって内臓を食べると精力がつきそうなイメージから名づけられたのが「ホルモン」というのが現在は最有力とされているそうです。
まぁ今更ですから細かいことは抜きにしましょう。
好きな人はそんなことに拘らないハズですからね。
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