「渋谷109」 の由来

渋谷区宇田川町には泣く子も黙る聖地がある。
それは渋谷109だ。

普段からたくさんの若い女の子で賑わうこのデパート。
いわゆる「マルキュー」。
私の中では年始の福袋商戦によく特集され、毎年テレビの前で拝んでいるイメージが強い。
よく考えてみると、私は近くに何年か住んでいたが数回しか入ったことがない。
理由は、そういったお付き合い(行きたがる子との繋がりね)がなかったこともあるしそれに加えてどうにも洋服以外では立ち入れない雰囲気もある気がしたからだ。
これはちょっと昼食でもとか、時間つぶしにお茶でも飲むかといった気分にさせない雰囲気ってこと。
都内に数年いてもなんとなく入ると緊張する珍しい場所で、それはアウェーのサッカー場とか白人がイスラム圏に入るときの緊張などに似ている気がするわけ。
実際はもちろんそんなことはなくて、子供の買い物に付き合わされるパパさんや来たくもないのに彼女の服の趣味に付き合わされるヤンキーにいちゃんもいるはずである。(確認したわけではない)

そんな109も、開業当初は20代後半から30代の女性向けテナントが多かったらしい。
途中から方針転換がされ、現在では店内のほとんどが10代後半から20代前半の女性向けのお店。
そのマルキューにも変化が見られるってのをこれまたテレビの特集で見た。(どんだけテレビっ子?)

渋谷と言えばギャルの聖地であったはずだが、最近はきゃりーぱみゅぱみゅに代表されるような原宿ガールが進出してきているというのだ。
それにあわせて「渋谷109」にも原宿ガール向けの店舗ができ始めたんだって。
ほんと180度違って見える二つなんだけど、ギャルをやめた子を中心に移行するケースも多いらしい。
男受けがよくなったとか、メークが楽とか色んな理由をカメラに向かって応える女性達。
ギャルといえば10代に多い印象で、原宿ガールならもう少し上20台半ば位?まで粘れる。
でもその先の進路をどうするのかが気になるところだが、いくら渋谷109でもそういった流れには逆らえないようだ。

■「渋谷109」の由来

109(イチマルキュー)とは、東京急行電鉄の完全子会社である東急モールズデベロップメントが展開するファッションビルの名称のこと。
由来は、「東急の読みを数字にあてたゴロ合わせから」。
つまり、「10-9 とう きゅう」 → 「いち・まる・きゅう」ってこと。
このことってどれくらい知られているのでしょうか?

私はどこで知ったのか?・・・
そうか! 109の飲食店ででバイトしていた友人からだ。
そうか一人だけいたぞ。
そっち系のお友達。

一度知ってしまうと、知らない人に「なんでそんなこともしらないの?」って態度に陥りがちなので気をつけたいもの。
その友人が芸能人が店に来たとはしゃいでいた姿もついでに思い出しましたが、それはかなり余計な話。

さてこの先は、私も知らなかった新事実。
109の由来には、なんと営業時間も関係していたんだって。
109ということで・・・営業時間は午前10時から午後9時まで。
知らなかったぜ。
7-11で営業していたセブンイレブンと一緒じゃないか!すごい。
なんか感動。なんか感動。
ってことで今日はこれまで!


ViVi (ヴィヴィ) 増刊 109 BOOK (ブック) vol.6 2012年 11月号 [雑誌]


SHIBUYA 202X – 知られざる渋谷の過去・未来





著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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