「マネキン」 の由来
最近はその存在が当たり前のようになってきました。
それはもちろん製作技術の向上や、販売商品そのものの質の向上があげられるでしょう。
一昔前は商品より「マネキン」の方に目がいってしまってました。
ただ、それはその仕事が「モデル兼販売員」であるといった事実を、我々が以外に知らなかったからかもしれませんね。
■「マネキン」の由来
「マネキン」は、フランス語で「モデル」を指すmannequin(マヌカン)の英語読みからきていいますが、(そのマヌカンについてはオランダ語で「小人」を指すmanikinからきているとのこと)日本では「招かん(まぬかん)」に通じるから縁起が悪いとか、逆に「招き猫」や「招金」にかけて造語がされたといった話があるようです。
日本における「マネキン」の歴史は1925年までさかのぼります。
大正14年3月に初のマネキン人形専業メーカー「島津マネキン」が京都府京都市で創業されました。
「モデル兼販売員」としての「マネキン」は、関東大震災の5年後。
上野で開催された大礼記念国産振興東京博覧会でが最初。
高島屋呉服店が「マネキン・ガール」を登場させたのがそのはじまりだそうです。
「マネキン」という言葉は、店頭において各種商品の宣伝・販売促進にあたる販売員(宣伝販売促進員)や、その職種のことも指します。
服飾品の販売から使われるようになった用語ですが、現在では食品の試食・実演販売などにも用いられているようです。
単に「マネキン」という四文字だけ聞くと、衣服の展示に使われる等身大の人形を我々は想像します。
そのため職種は「マネキン職」、従事者は「マネキンさん」などといった呼び名もあるそうです。
服飾業界ではフランス語での発音に従った「マヌカン」が用いられているとか。
それだけ「マネキン」は人形というイメージの強さがうかがい知れます。
今回、マネキンを取り上げたのは、その由来に「真似」が絡んでいると考えたからなのですが、全くそんなことはありませんでした。日本語からとも思ってはいませんでしたが、フランス語とは・・なんともベタな。
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