「次長課長(じちょうかちょう)」 の由来
最近見かけないと思っていたらそれには理由があったようです。
それは、母親の生活保護受給問題。
でも私は貴方のモノマネ芸がとても気に入っています。
その人の名は、お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん。
いくら順風満帆の人生を送っていても沈没船がいつやってくるのかはわからないものです。
自らでたサビならいざ知らず、家族や友人を絡めたいざこざなどは全く予期せぬものでしょう。
ただ、自粛をする時期がいつまでなのかといったことに基準があるのかもわからないまま本人の時間だけはいたずらに過ぎていきます。
一般人ならまだしも、芸能人、特にお笑い芸人などはその旬の時期というものがあるので死活問題にもなり得ます。
ただ世間というのは冷たいもので、本人の苦しみはさておきその記憶は当事者より早く薄れていくものなのです。
先日アイドルグループ、スマップが五人だけで初めて旅行するという企画をやっていました。
大阪を訪れた五人は観光を済ませると温泉宿に泊まることにします。
宴会を終え、カラオケに向かう皆さん。
普段から仕事で歌っているはずなのによほど歌が好きなのだなと思うほど熱唱するメンバー。
数十曲を歌い終えた深夜十二時過ぎ。
ある曲で中居さんが号泣するのです。
結成25周年を祝った旅行なので仕方がないと思われたのですが、そこにはある事情があったのです。
その選んだ曲は過去に2回しか歌われたことがないものでした。
一回目はメンバーが減ったとき、二回目はスマップが解散の危機にあったときだといいます。
苦労を乗り越えて今がある。決して平坦ではなかった長い道のり。
解散の危機は突然やってきました。
メンバーの不祥事です。当事者がうつります。
私は驚きました。
解散の危機に陥るほどのトップアイドルのスキャンダルだというのに内容が思い出せないのです。
普通の人なら当たり前とはいかなくても、急いでいるとき、酒を飲みすぎたとき、ふざけているときなどに起きてしまうような不祥事ですが、彼らは社会の模範となるべきアイドル。
行動が制約された時間を送ってきたのです。
華やかに見える職業にも辛さがあるということを私は知ると同時に当事者がそれほど悩むことに対する世間の責任の薄さを感じたものです。
世の中ってそんなものです。
■「次長課長 」の由来
さて「次長課長」の河本さんお話からスマップへとだいぶ話はそれましたが、本来の目的であるコンビ名の由来についてです。
大阪で2人は居酒屋のアルバイトをしていました。
その時に次長さんと課長さんに「頑張れ」と激励され2000円を貰ったのだといいます。
そこから二人はコンビ名を次長課長とすることにしたのです。
たかだか2000円です。
なんていったら失礼ですが、それでも2000円です。
もし、今の2人のコンビ名を売りに出したら数十倍数百倍のお金が動くかもしれません。
それでも2人がその名前でいることは、次長課長 に対する感謝の気持ちの表れでしょう。
人生はまだまだやり直しがききます。
自分が感じているほどの罪を世間は覚えていないはずです。
ただそこは露出の多い人気商売。なかなか復帰は難しいことでしょう。
それでもコンビ名を決めたときの初心に戻って頑張って欲しいものですね。
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