「しまむら」 の由来

ふぁっしょんせんたーしーまーむーらー♪

最近は見かけないですね。このフレーズのCM。
私は実は、ほとんど入店したことがありません。
どんな店かも最近まで知らなかったし興味もありませんでした。

ただ一つ、頭の片隅に強烈なインパクトが小さな頃からの記憶として刻まれています。
というのは、東京に住む少し残念なおば。
都内でもなかなかの一等地に住むおば。
いつもいらなくなったおもちゃや、レア物を探してきてプレゼントしてくれたおば。
なぜかいつもセカセカしているおば。
彼女は帰郷するたびに必ずよるのが「しまむら」。
都内に住んでてお金もあるはずなのになぜ?そんな疑問が私にはありました。

でもいまならその理由がわかります。

普段着に代表される実用衣料を安価で販売しているファストファッションブランド「しまむら」は郊外中心で店舗を展開している衣料品会社なので都内にはなかったのです!
そうか!!納得!! 今更。。。 しかもおばさん賢い。。

■「しまむら」の由来

1953年、埼玉県にて島村恒俊さんによって島村呉服店が設立されました。
つまり社名の由来は、そのまま。創業者「島村恒俊」の姓からです。
だれでも思いつくような由来ですみません。・・・私が謝ることではないですね。

しまむらで買った服で全身コーディネートをする人を「しまラー」と呼ぶそうです。
これも実は最近知りました。

「しまラー」と呼ぶのは基本10代~20代の女性。
ちなみにこれは2009年2月12日放送のズームイン!!SUPERの1コーナー「バードウオッチング」が、女子高生の流行語として取り上げられてから一般的になったとか。
おばのケースに当てはめてみると、40位から着ていたので「しまラー」とは呼ばないのかもしれません。
でもおばには娘か複数いた気がするので、彼女たちは間違いなく「しまラー」でしょう。
ずいぶん会ってないので今度チェックしにいってみたいと思います。

そんな実用衣料を安価で販売しているファストファッションブランド「しまむら」ですが、拘りが二つほどあるそうです。

一つ目は店舗のつくり。
外壁はベージュ、ピンク色、赤色で統一され、店内の床は御影石を使用するという徹底振り。
これが高級感を出すためなのか、たんなる拘りなのかは私には分かりませんがその堅調かつ着実な成長ぶりが近年注目され、新聞や雑誌などでたびたび取り上げられているそうです。(ちなみに本社も同様の配色)

そしてもう一点の拘りがヤバイ!それはバイヤーへの注文。
「4つの悪」(返品、赤黒伝票、追加値引、未引取り)の追放を徹底しているそうなのです。
そういった見えない努力が安価でも信用を勝ち取る要因なのかもしれませんね。

そういえば先日友人がスーパーより安いお菓子がしまむらには存在すると豪語していました。
なるほど、こういった努力が目に見える形で出てきたわけですね。

今日の話をトータルしてみてみると、残念だと思っていたおばは実は時代の先を見る目を持ち、いいもの安く流行の最先端を行っていたようです。


しまむらとヤオコー


ユニクロ vs しまむら(日経ビジネス人文庫)





著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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