「H&M(エイチアンドエム)」 の由来

ユニクロに若干飽きがきたときに、GAPを買っていた時期があります。
そして今、気になるのはH&M。
どれもユニクロ同様に大衆むけのメーカーで、流行を敏感に察知しながらそれぞれの国のお国柄を反映させた洋服が作られています。

ちなみにH&M(エイチ・アンド・エム)は、スウェーデンのアパレルメーカーです。
まさか北欧のブランドが買える日が来るとは正直思ってもいませんでした。
ダークで綺麗めのデザインに、ショッキングな色を持ち込んだ服は私のストライクにいきなり球を放り込んできました。
ただ、冷静に考えて見るとGAPなども展開は似ていて、違いは何かと聞かれると、正直困るもので・・・
地方ではあまり売っていないというステータスから都内近郊までわざわざ買い物に出かけて買ってきて、みんなと違うものを着ているという、ただの自己満足を満たしているだけのような気もします。

先日、より近くに店舗がオープンしたので訪れてみるとそれほど同業他社と遜色が無い気がするのは、私の見る目が無いのかそれとも自分も流行にのりたかっただけなのか・・・
ワゴンから取り出した靴下五足999円か何かを買い物袋に放り込んで煮え切らない気持ちでかえって参りました。

「H&M」の由来

H&Mは1947年にスウェーデン中部の都市ヴェステロースで創立されました。
当初は婦人服を専門に取り扱い、社名も「Hennes」(スウェーデン語で「彼女のもの」の意)であったのだそうです。
1968年にストックホルムの狩猟用品店「Mauritz Widforss」を買収。
この店の在庫の中に紳士服のストックがあったことから、それ以降紳士服も扱うことになり、店名も「Hennes & Mauritz」となったといいます。
後に、「H&M」の略称となり、それが正式なブランド名とし現在に至ります。

単純に二人ではじめたブランドというのが正解かと思ってましたが、見事に裏切られました。
日本では、2008年9月13日に銀座中央通りに出店したのが最初です。
オープン当日には5000人もの人が行列を作り、入場制限もされるほどでした。
同年11月には、2号店が原宿の明治通りに開店。
この際には、コム・デ・ギャルソンとのコラボレーション商品も先行発売されました。

消費者にとっては選択肢が増えるというのは大変ありがたいことです。
しかし、現在衣料品のメーカーはデフレの中でもがいています。
まだまだその状況は続きそうです。
メイドインジャパンはほとんど見かけることの無い衣料品。
H&Mにいたっては、トルコやインド、パキスタンなどで製造されるようです。
欧州ではこういったメーカーはH&Mの他にすでに進出しているZARA、そしてtopshopといったものがあるそうです。
数年後に私は、どこで作られた服を、どこの国にお金を払って着ているのでしょうか。


ファストファッション戦争


ユニクロ症候群





著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

1コメント

  1. らっこ - 2017年4月9日, 1:32 PM Reply

    大変、良い情報をありがとうございました。

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