「サンガリア」 の由来
いち、にい、サンガリア、にい、にい、サンガリア
このフレーズ皆さんもよく聞くのではないでしょうか?
実はこれはサンガリア初代のフレーズだそうで、その後も
1970年代は、ありがとサンガリア、あんたもガンバリア とか ありがとサンガリア、ハァ~サンガリア
1980年代になるとサンガリア~に、決めたりや~ といったものを経由して現在はなんと・・・
いち、にい、サンガリア と、最初に戻っているのだそうです。
こういっちゃなんですが一番耳障りもあるし頭にものこるこのフレーズの選択は正解かもしれませんね。
ちなみに「1、2、サンガリア」の歌の作詞作曲は、社長の石山豊さんだそう。
これもなんかスゴイ。
■「サンガリア」の由来
ところでサンガリアって何の会社だったか?本当に失礼なお話。
最初にピンときたのが 青汁?少し違いました。
サンガリア ベバレッジカンパニーは大阪府大阪市東住吉区に本社を置く清涼飲料水及びアルコール飲料メーカー。
聞いたことのある、見たことのある主な商品ラインアップをいくつか・・・
清涼飲料 サンガリアラムネ 杜仲茶 烏龍茶 ミルクセーキ バナナ&ミルク ラクトナタデココ イチゴ・オレ フルーツ・オレ
あなたのお茶 あなたの濃いお茶 あなたの麦茶 あなたの烏龍茶 あなたの濃い烏龍茶、あなたのブレンド茶 (あなたのお茶シリーズ)
アルコール飲料 チューハイタイムシリーズ はたちからのみっくちゅじゅーちゅハイ ミラクルボディハイ ヨーグルトサワー など。
ちなみにこれらの商品の中でも現在はラムネを製造販売する事業者として広く知られているそうです。
さてサンガリアの由来ですが、これがスゴイ。
ある有名な一節からきています。
それは唐代の詩人・杜甫の代表作である「春望」の冒頭「国破れて山河あり」。
過去にこの詩をモチーフとしたテレビCMも放映されていたのだそう。
なんだかすごく渋いですね。
国破れて山河ありとは、戦乱で国が滅びても山や川の自然はもとのままのなつかしい姿で存在しているということ。
私がこの言葉を始めて聞いたのは最近でみのもんたさんの口から。
様々なニュースを伝えるなかで今の国のあり方を憂いて ため息混じりにひとこと。
「国破れて山河なり」
つまりはいいものが何も残らないということ。今の日本への警笛に感じます。
そうならないことを願っていますが・・・
さてサンガリアを認知する上で分かりやすい情報を見つけました。
自動販売機での缶入り飲料の標準販売価格は現在120円ですが、サンガリアは現在でも100円で販売しているのだそうです。
またそれも関係してか100円ショップやディスカウントショップなどでも多く見られるのだそうです。
今度は意識してサンガリアを利用してみたいと思います。
国破れてもサンガリアだけはあり。
ぜひともそんな会社を目指して欲しいものです。
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