「CITIZEN(シチズン)」 の由来
実は私は時計をしない人、というよりできない人?
昔から時間に縛られるのがあまり好きではなくて、手首を締め付けられるのもあまり好まない。
そんな理由から腕時計なんて高校の時以来したことがありません。
更に最近は携帯電話なんてものを持ち出したから必要性が無くなり・・・
そんなこんなで時計店にはおそらく数十年来入ったことがありません。
でも皆さんはやっぱり携帯があっても時計は付けますよね。
オシャレの一部とか服装へのアクセントといった考えで着用しているかたも中にはおられるのではないでしょうか?
コレクションしている人も多いですよね。
確かに私もロレックスを何本も買えるほど裕福であったなら・・・少しは違っていたのかもしれません。
そんなわけで、今まで必然的に取り上げなかった時計。
そのなかでも今日は「シチズン」いってみます。
■「シチズン」の由来
「シチズン」(CITIZEN)は、かつては腕時計の機械体(ムーブメント)の生産量世界第1位を誇り、(現在も国内最大手)世界シェアの3割以上を持つ会社なのだそうです。
この数字は多いはずですが、精密機械に強いはずの日本としては少し物足りない数字かもしれません。
1918年(大正7年)に前身となる「尚工舎時計研究所」が山崎亀吉さんによって設立されました。
五年後の大正13年、「CITIZEN シチズン」の名を冠した懐中時計が発売され、好評を得ます。
その後も市民に親しまれる時計を作るという理念のもとに、国産時計の普及に努めます。
シチズンが社名となったのは昭和5年のことで会社組織として「シチズン時計株式会社」が設立されました。
世界の市民(そもそもシチズンは英語で市民の意味を表している)に、よい製品とサービスを提供したい、
また市民に親しまれるようにという思いからその名前がついたのだそうです。
名づけたのは当時の社長と親交の深かった医師であり官僚であり政治家でもあった後藤新平さん。
きっと後藤さんはスーパーインテリだったに違いありません。
2005年の会社設立75年を記念して、スローガンが一新されました。
「CITIZEN Micro HumanTech(マイクロ・ヒューマンテック) もっと小さく、すごくわくわく。」
これは、「マイクロ、それは私たちのドメインです」「ヒューマン、それは私たちの理念です」「テクノロジー、それは私たちの基盤です」という会社の3つの理念を形にしたものだそう。
久しぶりに時計を買ってみたくなった午後のひと時です。
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