「CIS太陽電池」 の由来

新興勢力だからと侮ることなかれ。
どれだけ大きな会社でも最初はそんなものでございます。
一昔前までは既存に対する勢力をつくるまでに十年単位の時間がかかりましたが、情報戦争の今のご時世では数年で瞬く間に大勢力となることもありえます。
そう書きながらも半信半疑、やはり買い物をするときにはメジャーメーカーを選んでしまう我々ですが対象が他国でなく自国であったなら、これからは応援していきたいと考えております。
成長戦略となりうる分野ならなおのこと、だからといって私はナチス自民党員ではございません。

2006年9月その会社(昭和シェルソーラー)は設立されました。
そして2010年現会社名ソーラーフロンティアとなります。
ソーラーフロンティアは石油元売企業である昭和シェル石油の子会社で薄膜型太陽電池モジュール製造・販売メーカー。
1000億円を投資して、休止中であった宮崎県の日立プラズマディスプレイの製造工場を買い取り、年間の生産量900MWという世界最大規模の太陽電池生産工場を完成させました。
さて由来メモとしてはソーラーフロンティアという会社名で攻めたかったのですがどうにもその由来が見当たらなかったので、CIS太陽電池というキーワードに切り替えました。
ソーラーフロンティアの太陽光発電システムの大きな特徴がこのCIS太陽電池によるソーラーパネル。

ではCIS太陽電池って何?
太陽電池の種類は大きく分けて三種類あります。

結晶シリコン太陽電池・薄膜シリコン太陽電池・化合物太陽電池
このなかでCIS太陽電池は化合物太陽電池に分類されます。
このCISとは構成されている素材の頭文字からとったもので

Cは銅(Copper) Iはインジウム(Indium) Sはセレン(Selen)
国内ではほとんどが結晶シリコン太陽電池の普及となっている中、ソーラーフロンティアはCIS太陽電池を扱っている数少ないメーカーです。

CIS太陽電池の特徴(メリット)は、低コストによる製造が可能で経年劣化しにくく、かつ軽量。
また部分的に影が差しても発電可能。

逆にデメリットとして電力への変換効率はまだまだ結晶シリコン太陽電池には及ばないという点があるのだそう。
しかし発電効率や売電の効果は導入する住宅によって異なります。
結晶シリコンと比べた場合、安価な分発電による導入費の償却期間の短縮を見込める可能性もあるわけです。

私も太陽光発電の導入を検討中なので今日の情報は選択の範囲を大きく広げました。
土地はあって場所が取れるが早めに回収したい私の場合はどうやらCIS太陽電池が向いているようです。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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