「無茶苦茶(むちゃくちゃ)」 の由来
めちゃくちゃに泣いてしまいたい~♪
とは工藤静香さんの15枚目のシングルタイトル。
このめちゃくちゃな漢字「無茶苦茶」を持つめちゃくちゃを取り上げるにあたって頭に浮かんだのがこのフレーズだったのですが、それがそのまんまタイトルだとは知りませんでした。
調べてみると、もう20年以上前の曲。
そういったことがすぐに浮かぶんだから、そうとう強烈なインパクトだったのでしょうね。
でもそれは工藤静香さんの当時の人気はもちろんのことだが、それ以上に「めちゃくちゃ」というタイトル兼歌詞によるところだろう。
もちろんそれを「無茶苦茶に泣いてしまいたい」と書いてしまったら現在のAKBのように、「目を引けばなんでもいい」の時代ではなかったので社会は逆に「支離滅裂」ときっと捉えたはずだ。
■「無茶苦茶(むちゃくちゃ)」の由来
無茶苦茶とは、道理に合わないこと、程度がはなはだしいこと、知識がないこと、乱暴なさまなどを表す「無茶」を強めていう語。
「苦茶」は語調をあわせるための当て字であるとされています。
だからお茶などを持ち出して語られる由来はその信憑性が薄いようです。
「無茶」は仏教の用語で「無為」を意味する「無作(むさ)」が元となり「作」に同じ「さ」の響きを持つ「茶」が当てられて「無茶」となったといわれています。
このことからも「お茶」が全く関係のないことがわかりますね。
さてすっきりしたところで大きな誤りに気づいてしまいました。
今日取り上げるのは・・・滅茶苦茶でした!
全く気付きませんでした。でもご安心ください。
意味はほとんど同じ。しかもどちらも当て字。
でもなんとなく「滅」って漢字も仏教からきているっぽくない?
って終わり方もむちゃくちゃ?
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