「鳩尾(みぞおち)」 の由来
なんであんなに痛いのでしょうか。
ふざけていただけなのに、不意に受けた一撃がそれまでの楽しさを忘れさせるほどの怒りに変わり、
「なにしてくれんねん!」と相手に掴みかかりたくなるあの瞬間。
プロボクサーもやっぱり鍛えるのでしょうか。それともプロでも気を抜いていると痛いの?
今日は「みぞおち」です。漢字で鳩尾。
すごい漢字ですね。鳩のシッポ。前回のネコババからなんだかシリーズの匂いがしないでもありません。
鳩の尻尾で連想するのは・・動かない。頭と連動して動きそう。ついてなくても問題なさそうなど、どれも勝手な想像ですが。実際のところはどうなのでしょうね。
由来
みぞおちは「水落ち(みぞおち)」が変化した言葉だそうです。飲んだ水が落ちる場所だから、みずおちと。なるほど。
ではなぜこの漢字?
それはこの部分の形が鳩の尾の形に似ているからだとか。「きゅうび」「はとお」とも呼ぶ場合もあるようですよ。
みぞおちは医学的には「心窩(しんか)部」と呼ぶそうです。ちなみに窩には穴や室といった意味があるようです。
場所はおへその上で、胸骨(前胸部正中上にある骨)の直下部分。
簡単に言えば、胸と腹の間にあるくぼみですね。
本当かどうかはしらないけれど北陸では「みずうち」
九州や北関東から奥羽にかけては「みずおとし」「みぞおとし」
四国、東山では「みずおち」
ということが多いとか。
今度該当する友人に聞いてみましょう。
調べてみて驚いたのはみぞおちについて違和感をおぼえた相談者の多いこと。
周りには様々な臓器が隣接する急所です。不快感をおぼえたら早めに検査に向かいましょう。
最初に漢字を書きましたが、実は自分は「溝落ち」かと思ってました。恥ずかしい。
みぞおちの鍛え方に関する雑談はこちら
http://sports.2ch.net/budou/kako/1005/10054/1005419801.html
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