「日産スカイライン」 の由来
車というのものにあまり興味がないのはやはり現代人だからであろうか。
田舎に戻るといつも考えさせられる。
この自動車熱の都会とのギャップは何なのだろう。
若者は必至にいい車を追い求める。しかたがない。
交通網の発達していない場所では重要な移動手段である。
でもそれ以上に彼らにすると車は未だにステータス。
多くの文化を知らない若者たちは、その好奇心のはけ口を車やバイクに傾けることが多いように思われる。
同様に田舎の女子達は、よりVIPな車両への憧れを隠そうとしない。
それは真のセレブが地中海バカンスに旅する行為に通じるものなのだろうけど到底そこには及ばないは彼女達もわきまえているので、彼氏の10年落ちでやたら燃費の食う有り得ないホイルが搭載された高級車の間違った方向性の打ち出し車に群がったりする。
社内に青い光などが点滅すると、いしだあゆみさんのブルーライトヨコハマが流れ出すのは私も老いた証拠だろう。
■「日産スカイライン」の由来
昔住んでいた家の近くに雑誌の編集者に勤める知人がいた。
正確には冊子が正しいだろう。いわゆるフリーぺーパーというやつだ。
彼は持つものすべてに拘りながら生きている。
使うもの全てブランドで拘りたいが全身からあふれ出していた。
彼が乗っていたのが日産スカイライン。やはりかなりの旧車。
スカイラインはよく走る(スピードが出る)というのはなんとなく知っていたのだが乗ったことも乗せてもらったこともなかったから真相はわからない。
だけど、一流を求めながらも手が届かない現状にありながらそれを隠さずに頑張って日産スカイラインに乗る彼の生き方が私は意外に好きだった気がする。
さてそのスカイライン、日産の歴史と共にある車といっても過言ではないだろう。
小学校のときの担任の先生も乗ってたし、三年ほどで車を乗り潰すあの旅人のおじさんも日産スカイライン。
何が言いたいのだろう?少し拘りのある人はスカイライン!くらいでいいかな。
なんとなく走る=速いというイメージはその名前からも感じることができる。
スカイラインその名前は*「山並みと青空を区切る稜線」*といった意味からきているそうだ。
なんだか地平線の見える海沿いを走る、車の定番ともいえるCMを思い出す。
車はあまり興味のない私だが、名前には意外に興味があることを今もって知らされた。
それぞれのデザインや用途に応じて考え出されたのは明白。
同じ日産でも気になった名前をいくつか紹介しよう。
今私が一番欲しい電気自動車リーフ。
これは自然界において葉が大気を浄化するように、「日産リーフ」が走行時の排出ガスをなくすことを示しているそう。
なるほど、呼吸する車と言うわけだ。
もう一つ。
こちらはその値段に驚かされたFAIRLADY Z。
確か四桁(1000万)くらいするんだった?
フェアレディZとは「美しいお嬢さん」の意味。Zは未知への可能性と夢を示すサブネーム。
これはうかつでした。マイ フェアレディと考えれば映画や劇でおなじみですね。
そこに夢と可能性が加わっちゃったらそりゃ~1000万はするわな。
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