「プランタン銀座」 の由来

なんとなく高級店のイメージはある。テレビCMなんかもよく見かける。
だけど銀座店以外はあまり聞かないのはなぜだろう。
今日はそんななぞ多きプランタン銀座をリサーチする。

プランタンの歴史は大手スーパーダイエーが百貨店事業に乗り出すために1980年、フランスの百貨店オ・プランタンと提携したことに始まります。
合弁会社「オ・プランタン・ジャポン」の誕生です。

1号店神戸三宮をはじめ、札幌、難波と店を増やしていきます。
ちなみに銀座店はこの次、4番目に開業。
しかし、開業当初の華やかさはそれほど継続せず銀座店以外は赤字が続いたのでした。
しかたなく三宮・難波の2店舗はダイエーの直営とし札幌は子会社である北海道ダイエーとすることで負の流れを断ち切ろうとしたのでした。

そんな経緯からフランスのプランタンとの「プランタン」の名前を使用する許諾契約が満了したことに伴い銀座店以外からはプランタンという名前が消えていったのです。
最後まで残った銀座店もダイエーの経営悪化に伴い、株式が売却されることになり、今の経営権は読売新聞社にあるそうです。
なるほど、プランタンという名前は取り残されたものだったのですね。

ちなみに・・・過去あったプランタンをあげてみると
プランタン新さっぽろ いちかわプランタン 金沢八景プランタン プランタンなんば プランタン甲子園 プランタン三宮

何度も言っていると早口言葉みたいです。

プランタン (printemps)と は、フランス語で春のこと。
だったら英語のスプリングの方がオシャレに感じる気が…
フランス語でも言葉によってはオシャレじゃないという、いい見本かもしれませんね。
いやそんなことはない! きっと鼻で抜くような発音の問題。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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