「ジグソーパズル」 の由来
暇だからといってパズルをするという人を私はにわかに信じられない。
部屋に飾るとしても、それはもとの一枚の絵であってわざわざばらす必要がどこにあろう。
とはいえパズルは専門店が存在するほど人気があるのも確かである。
しかし、その専門店でどれを買おうかと真剣に悩むような人をあまり見たことがない。
パズル好きは最初から買うものを決めて来店するのだろうか?
いやそんなはずはない。
では最初から何ピースを買うか決めてくるのだろうか?
いやいやそれもないはずだ。
そうか、もしかしてパズルはプレゼントやビンゴの景品として存在するのだろうか?
貰ってこれほど困るものもない。自分で選んだ柄ではないので興味がない。
なのにすぐには使えずに、飾るまでにだいぶ時間がかかる。
結婚したての男女が新婚という貴重な時間をパズルをして過ごすのか?
なんだかさみしげだ。(もちろん世の中にはそれを仲良く共同作業するご夫婦はいるはずだが)
なんて否定的な文章だろう。私はパズルを自分で買ったのは人生でも数回。
小学校の時、同じ色のピースばかりの1000ピースを買って大変苦労した思い出がある。
そうか!最初に買うものを間違ったから否定的な自分が生まれてしまったのか。
■「ジグソーパズル」の由来
パズルで代表的なのはジグソーパズルだろう。
1枚の絵を、ピースと呼ばれる小片に分け、ばらばらにしたものを再び組み立てるというゲーム。
ジグソーパズルのジグソーとは、英語のjigsaw(糸鋸、いとのこ)からきているそうだ。
なぜにいとのこ?
それは元々このパズルが木の板を糸鋸で切って作られたことからその名がついたという。
現在のパズルは紙のものが多いが、確かに木でできているイメージは未だにある。
もちろんそれが数千ともなると・・・途方もない作業に思えるが。
最初に作ったのはロンドンの地図職人であったジョン・スピルズベリさんという人。
1760年頃のお話。なるほどの地図職人。
細かい作業が得意だったのであろう。
地図ってなんとなく迷路っぽいし、迷路ってなんとなくパズルに近い。
そうか俺って地図も迷路も苦手。だからパズルも苦手・・・だから嫌いと・・・なるほど。
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