「モスバーガー」 の由来
久しぶりにファーストフードを訪れました。
天気はよかったのですが、木枯らしがビュンビュン吹き荒れた日。
扉は手動。手をかけようとすると中から笑顔の定員さんが手を差し伸べてくれました。
「いらっしゃいませ。」の笑顔と共に扉を開けてくれて、中へと誘導。
手荷物の心配までしてもらいカウンターへ。
思わず勧められるままにハンバーガーとオニポテ(オニオンリングとポテト)ドリンクセットを注文。
友人は先ほど飲んだからと単品でハンバーガー。札を渡され着席。
ほどなくトレーが運ばれてくると、そこにはドリンク一つと同様のコップに水が一つ。
ええっ!? 人数分のドリンク注文がなければお水を付けてくれるんだ・・
もちろんほかにもセルフサービス店でお馴染みのピッチャーもあるわけだけど、わざわざそこまで気を利かせてくれるとは。
無事昼食を終え片付けのゴミ箱へ向かうと「どうぞそのままで結構です。ありがとうございました。」の元気な声。
この店は食べ物よりも接客を売っているのだろうか?この衝撃はデイズニーランド以来かも。
色々考えながら店を後にする。
言われる前に行動する気配り。
素晴らしいの一言です。
もちろん食材にもこだわりがあり、産地の表示やアレルギー対策、カロリー計算まで。
待ち時間に席にあったファイルで色々勉強してしまいました。
そこには名前の由来もありました。
そして由来メモを思い出す。
こんな展開は始めてかもしれませんね。
モスバーガーの由来
モスバーガーとの出会いは確かもう20年以上前。
最寄り駅の待合室に隣接して店がありました。
当時の私は同業他社に比べてインパクトが少なかったせいか、一度も利用したことはありませんでした。
「モス」考えてみればハンバーガーでこの名前としてはいただけない。だって・・パンがモソモソしそうじゃないですか。私だけ?
1972年、東京に一号店がオープン。モス・フード・サービス設立
1984年、商号を「株式会社モスフードサービス」と変更。
1991年、1,000店舗目オープン。
経営戦略は、高いコストをかけてでも商品の味の向上を徹底させるというものだそうです。
「日本人は味覚にうるさいので、食べ物はうまくなければいけない」
それは本当にそうですね。
私のような人間がファーストフードでも満足できたのもこの辺かもしれません。
創業当時は資金不足のために他のファーストフード店より宣伝力が弱く、一等地への進出も難しかったそうです。
1972年からですから、私の記憶は正しいですね。
ローカル駅の一角にあったのも頷けます。
ある意味、昔は田舎の見方ともいえます。
なかなかハンバーガーなんて食べられなかったので好きな人にはたまらなかったはずです。
モスバーガーのMOSは、”M”はMountain(山のように気高く堂々と)
”O”はOcean(海のように深く広い心で)
”S”はSun(太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って)の略なのだそうです。
これをお店でみました。
堂々と理念(名前の由来)=店の姿勢を掲げられるって素晴らしいことですね。
調べてみると、初期には*MOS*T delicious hamburgerのポップを店頭に貼っていたため、これの略だとも思われたこともあったそうですが、ご愛嬌。
更に大本の由来は、創業者・櫻田慧がモス・フード・サービスの前に起こした会社”M”erchandising ”O”rganizing ”S”ystemの頭文字だそうです。
英語はよくわからないので読まなかったことにしましょう。笑
山、海、太陽、すべての自然の恵みによって生み出された安全・美味しい食材にそれ以上の真心サービスをのせていつまでも他と一線を画す商売を続けて欲しいものですね。
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